第二十五話 凶器贈呈
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ァクトリーのシャッターが開くとそこには銃火器の山山山・・・・
「好きなのを選んで〜高性能ガトリング砲やバズーカライフルだってあるわよ〜」
「・・・これでいい」
北斗が選んだのは少しゴツイリボルバー式のハンドガンだった。
「え?それで良いの?」
「あんまりデカイと邪魔だ・・・」
(うわ〜一番危ない銃持ってっちゃった)
実はミツキの今作った銃の中では一番危ないものである。
「まぁ〜とりあえず代金は出世払いにしておいてあげるけど・・・弾丸は別料金ね〜」
「・・・これで良いか?」
そう言って羅刹時代の所持品の宇宙で採掘された金を出す北斗。
「う〜ん良い金ね〜毎度有り〜♪」
そう言って銃を北斗に渡すミツキ。
これが後々力達登場人物全員を恐怖の淵へ追い込む最凶の凶器の贈呈であった。
翌日
「で?・・・何で俺がこんな事しなきゃいけねえんだ・・・・」
何故か飛行機に乗っている北斗。
しかも
「うわぁ・・・高いですね〜」
「落ち着いて乗ってろ・・・・」
何故かキャロ付であった。
数時間前の出来事
「フーカ?」
「そ!北斗さん龍使いでしょ?だったら龍にまつわる面白い事があるかもしれないから行ってみれば?」
「・・・下らん」
「行ってきてくれたら銃代負けてあげるわよ♪」
という条件付であった。
だが北斗一人で行かせると超面倒くさいことになりそうなのでお目付け役としてキャロが同行したのだ。
というよりも交通費が親子ペアチケットの方が代金が安上がりだったのでキャロと親子という設定でフーカに向かわされたのである。
何故か滅茶苦茶不機嫌な北斗。
「ち・・・どうせガセネタでも探らせに行く腹だろうが・・・あの狸が・・・」
ミツキの考えが良く分かっていないが兎に角よからぬ事を考えているのであろう。
本能的に北斗はそう感じていた。
それに何故かこの間出合ったばかりのキャロなど連れて行かねばならぬのだ。
「・・・ガキの面倒押付けやがって」
正直今はキャロの事を鬱陶しいガキとしか思っていない北斗。
赤の他人であるキャロを面倒見ることが怒りの元であった。
そんなこんなで港町フーカに辿り着いた北斗とキャロ。
「のどかですね〜」
「・・・ああ」
キャロの言葉をぶっきら棒に答える北斗。今まで他人との接触を拒絶してしまった為黄竜が苦手なのだ。
とりあえず町の観光案内を見ている北斗。
どうやら漁業がメインのようだ。
「はぁ・・・とりあえずミツキの行った施設に行ってみるか」
と移動を開始しようとすると・・・
「北
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