第2章
戦闘校舎のフェニックス
第41話 バカ正直者
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
う大変素晴らしい所だった。。
ちなみに俺の入っているロッカーには使用禁止の紙が貼られており、ロッカーの扉が開けられることはない。
向こう側の使用禁止のロッカーに松田と元浜も居る。
(何て最高な光景なんだッ!!)
みんな、中々発育の良い体をしていた。
(ッ!!アレは!!)
俺の目に入ったのは千秋と小猫ちゃんだった。
(た、たまらん!!何て薔薇色な一時!!脳内メモリーに保存!!HD画質でバックアップ完了!!)
うん、千秋は明日夏と同様、鍛えているからか、引き締まっていて、スレンダーな体つきだった。
そして、小猫ちゃんは本当にいろいろと小さいが、これはこれで良い物だった。
おかしいな、俺にはロリコンの気なんてない筈なのに…。
そして、残念な事に二人は松田と元浜の死角に居るため、松田と元浜は千秋と小猫ちゃんの着替えが見えないでいた。
特に元浜は真性のロリコンだから誠に残念な事だ。
(フフフ、残念だな二人とも。二人の分まで千秋と小猫ちゃんの着替え見させてもらうぜってあれ?燕ちゃんが居ないな?)
燕ちゃんも千秋と小猫ちゃんと同じクラスだった筈何だが、姿が見えない。
(どうしたんだ?まさか、体調でも崩したのか!!)
でも、朝は普通に元気だったのに。
とか思っていると女子生徒達が次々と更衣室から出ていく。
観賞はもう終わりかなんて思っていると、千秋と小猫ちゃんがまだ更衣室に居る事に気付く。
すると、千秋が松田のロッカーに回転を加えた膝蹴りを叩き込み、元浜のロッカーの前に立ち、元浜のロッカーに少しの助走を加えた蹴りを叩き込んでいた。
ロッカーの扉が倒れ、松田と元浜も腹を押さえながら倒れた。
(松田ッ!!元浜ッ!!まさか、千秋!!最初から気付いて!!だから二人の死角にってあれ、俺の事には気付かなかったのか?)
と思っていたら、千秋がこちらを見て顔を真っ赤にしていた。
(やっぱり気付いていた!!あれ、でも何で俺には蹴りを放たないんだ?幼馴染みだから大丈夫とか?)
そうすると、小猫ちゃんがこちらに近付いてきた。
(あ、これはもしや…)
ドゴンッ。
「ウオッ!?」
俺が居るロッカーの扉を小猫ちゃんの拳が突き破ってきたが、俺は身をひねってなんとか避けたが、扉が小猫ちゃんに引き剥がされた。
眼前には無表情のプレッシャーを放つ小猫ちゃんと俺を見るなり身体中まで真っ赤にした千秋とよく見ると燕ちゃんが居た。
(そうか、燕ちゃんも俺達に気付いて、俺達の死角で着替えていたのか!!流石忍者ってそんな事言ってる場合じゃねえッ!!)
「…や、やあ、三人とも…奇遇だね…」
「…最低です」
「ぎゃああああああああああッ!!!!!!!!」
俺は小猫ちゃんにフルボッコにされた(まあ、俺の自業自得なんだけどな)。
「…うう…痛ひ…」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ