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【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百三十九話  『六課最強は? そして強さとは?』
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んで終わらせるのが打撃系のスタイル。
出力がどうとか、射程や速度や防御能力がどうとか自分と相手のどちらが強かろうがそんなの全部問題ない。
相手の急所に正確な一撃。狙うのはただそれだけ。私はそう思ってる」
「うん…」

それから六課隊舎に戻った一同はまた話し合っていた。

「…で、結局答えはなんなんだろうね?」
「あのですね、私達『誰が強いか』の聞き方が違っていたんじゃないかと…」

それでティアナが何かわかったらしくまた隊長陣に話を聞きに行く。
まずはやてに聞く。

「そうやね。なのはちゃんやフェイトちゃんに勝つんならガチンコ以外の広域戦闘限定なら少なくとも負けはないからそうやって戦うよ」
「最大射程と効果範囲ならお二人には負けませんから…でもシホさんには高速射程という事だったら負けてしまいますね。
あの人は強化した目で四キロ先まで見渡せて射程も同格ですから」
「あとは集団戦やチーム戦。これなら誰にも負けない自信はある」
「うちの八神家は無敵です!」

お次にシグナムとヴィータ。

「相手の強さや自分の弱さに捕らわれて戦いの本質を忘れては仕方がない」
「自分の強さに驕るのはさらに愚かしい。ギンガの見解はその意味では正しいな」
「戦うのなら勝つ。騎士の一撃はそのためにある。お前も騎士の端くれならその気概を忘れんな、エリオ」
「はいっ!」

お次にシホとフィアット。

「ランにレン。まずは相手より自分の得意分野で攻めてみなさい。そうすればおのずと答えは出てくるわよ」
「はい。自分の得意な分野に相手を引き込むんです。そうすればこちらのペースはそう簡単に崩されませんから」
「「はい!」」

お次にフェイト。

「キャロは誰が一番強いのか知りたいの?」
「ええっとですね…正確な戦力分析は後衛として必須ですからスバルさんやエリオ君、ランさんやレンさんが一生懸命でしたからだから私も一緒に考えたくなりました」
「そっか」

そして最後になのは。
スバルが代表でなのはに聞く。

「…というわけで相談して答えを出しました」
「そう。その答えは…?」
「はい。『自分より総合力で強い相手に勝つためには自分が持っている相手より強い部分で戦う』です。
そのために自分の一番強いところを磨き上げてこれなら誰にも負けないって自信を気概を持って戦いに当たる!
それにチームがそれぞれの強い部分を持ち寄ればより万全に近くなる。
だから問題は正しくもあり間違っている………と、そんな感じなんですが」
「そう。じゃあそれが正解かどうかこれから実地で確かめていかなきゃね」
「え…? なのはさん!? 正解は教えてくれないんですか!?」
「明日の朝練で多分わかるよ」
「えええええ!?」

そんなこんなで悩め
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