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【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百三十九話  『六課最強は? そして強さとは?』
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な」



聞き込み調査・その3『シホ隊長、フィアット副隊長』

「そうね。やっぱり状況にもよるわね」
「そうですねぇー。その分お姉様は心眼でどんな状況でもすぐに対応できてしまうのが強みですが、魔術を使わないでというと少し火力不足になりますしね」
「フィアもまずどの位置からでもバインドを放てる鋭さが重要になってくるからね。
それから色々な技に繋げていくわけだし…。フィアはもともとバインド使いだしね」
「とりあえず二人に言いたい事はまずどうやって自分より強い相手に勝つかね?」
「そうですね」



聞き込み調査・その4『なのは隊長、フェイト隊長』

「うーん、誰が強いかか。私はよくシグナムと模擬戦をしているけど結構実力は五分五分かな?」
「うん。それじゃそんなみんなに問題だね。『自分より強い相手に勝つためには自分の方が相手より強くないといけない』って聞いたことある?」

一同はわからないといった感じの表情をする。

「『この言葉の矛盾と意味をよく考えて答えなさい』。これが問題だよ」


…それで隊長陣全員から聞き取り調査を終えて六人は考える。

「自分より強い相手に勝つためには自分の方が相手より強くないといけない、かぁ…言葉遊びでもないわよね? どういう意味かしら?」
「やっぱり訓練を重ねて相手より強くなる事ですかね?」
「それだと倒しているのは自分より弱い相手になっちゃうよ?」
「そもそも訓練だけでそうそう強くなれたら苦労しないわよ!」
「自分より強い相手に勝つ方法か…なんだろね?」

そんな時にヴィータがやってきて108部隊出向研修の話をされて六人は移動を開始する。
そんな中、地下の道を徘徊する者達が複数確認されたという報告が入ってくる。



◆◇―――――――――◇◆



フォワード六人はすぐさまアラートに従い現場に向かった。

『T型20機。V型4機。V型はなにやら初めて見るタイプだよ。前線は注意して! 付加ユニット付き…多足歩行型!』

その映像をスクリーンで見ていたヴィータは思わず歯ぎしりをする。
連想されるのだ。7年前に遭遇した未確認に。
しかしすぐに気持ちを落ち着かせて眺める。

『こちらからはライトニング1・2が緊急出動する。みんなはそっちの状況確認とガジェットの迅速な撃破!』
『108部隊や近隣の武装隊員も警戒に当たってくれてる。スターズ1からは何か?』
『スターズ1からフォワードチームへ。AMF戦に不慣れな他の武装隊員達にガジェットや危険対象をなるべく回さないように。
こんな時のための毎日の訓練だよ。………六人でしっかりとやってみせて!』
「「「「「「はい!」」」」」」

そして六人はバリアジャケットを纏ってレールウェイの地
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