第119話 リューバの企み
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私たちが案内されたのは木の家。たぶん、おじいちゃんの家だと思う。
?「中に入ってくれ。」
マ「おっじゃまじま〜す♪」
シャ「もうちょっと静かに入りなさいよ。」
ユ「後、靴を揃えなさい。」
シャルルとユモは礼儀正しすぎるよ。部屋に通されると、中はルーシィの家と造りがほぼ一緒。造った人が同じ人だったのかな?
?「どうぞ座って下さい。」
テーブルを囲んでいたいすはおじいちゃんを含めた12人がちょうど全員が座れるくらい大きい。ハッピーはルーシィの膝の上。シャルルはトーヤの膝の上、フレイは私の頭の上に乗る。
エ「ところで、おじいさんの名前は・・・」
リュウ「おぉ、そうじゃたの。わしはリュウ・フォンカー。よろしくの。」
白い髭を撫でながら答える、たぶん、リュウの癖なんだろうな。
リュウ「お前たち、竜狩りの本部へ行くと言ったな。」
ト「はい。ちゃんと言いました。」
リョ「どんなに否定しても、俺たちは竜狩りの本部へ行きますから。」
私たちの答えは何があっても変わらない。絶対割れない卵みたいに固いんだよっ!!
ル「例え方おかしいでしょ。」
そうかな?
リュウ「否定はもうしない。ただ、ちょっと話したい事があっての。」
リュウ以外「?」
リュウ「竜狩りのリーダー、リューバの事は知っているかね?」
リューバ?あぁ、そういえば、一番先頭にいて指示出してたやつがリューバって言ってたような、言ってなかったような・・・?
リュウ「そいつは、わしの息子じゃ。」
リュウ以外「えぇぇぇぇっ!!!??」
リュウの言葉にみんな揃って驚嘆の声を上げる。ていうか、似てなーーーーーい!!!
グ「そこじゃねぇだろっ!?」
そうかな?ていうか、今日の私はさっきから突っ込まれてばかりな気がする。
ショ「何でリュウさんの息子さんが竜狩りのリーダーに?」
リュウ「あいつは、黒竜、アクノロギアに育てられた第1世代の黒の滅竜魔道士じゃ。」
リュウ以外「えぇぇぇぇっ!!!??」
またみんな揃って驚嘆の声を上げる。
ハ「竜がリューバのお父さんで、リュウがリューバのお父さん・・・あれ?」
な、何かややこしくなってきた〜〜〜!!ていうか、黒竜、アクノロギアって・・・!!
リュウ「リューバは、7年前に孤児だったところをわしが拾って育てたんじゃ。」
あぁ、なるほどぉ〜。竜が消えたのは7年前だもんね。
リュウ「リューバは、第1世代の滅竜魔道士の力をエネルギー源とし、自分にさらに力をつけようとしているんじゃ。」
フ「力をつけるって、リューバも第1世代
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