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Le monde br?l?.
Decouverte et la disparition
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菌以外は、その培地以外の世界があることを知らないのです。』

『そして最近は自分達が自分達の力のみで世界を開拓し、その世界でもっとも優れた種であると思い込みます。』

『しかし実際、彼らの生死を決めるのはそれを管理する人間なのです。』

『もし人間が滅菌処理でもすれば、彼らなど跡形もなく消え去るのですよ?』



『la vie d'etre humain est trop fragile pour dominer le monde.』



『この話を聞いたあなたは、果たしてこの後どのような行動をとるのか、私は楽しみにしています。』

その言葉を最後に、声は完全に聞こえなくなった。

「どういう....ことなんだろう....?」

ユーラの頭はすでに壊れかけていた。

訳が分かっていなかった。

「あぁ...これは夢かぁ...」

そう自分に言い聞かせ、落ち着かせる。

「そうだ、きっと夢なんだ、ありえないよね、こんなことっ...」


「ユーラ〜っ、ご飯だよ〜!」

ライサの声が響く。

「は〜い!」

とは言ったものの、その一言のせいでこれが夢でないという実感を得てしまった。

1階に降りると、ライサはすでに座って食べ始めようとしていた。

「来るの遅いよっ...」

「ごめんごめん、ちょっと考え事をね...」

「考え事...?珍しいじゃない、お姉ちゃんが聞いてあげよっか?」

「ううん...いいんだ、どうせ笑われるし。」

「弟の話を聞いて笑う姉がどこにいますかっ!」

「本当に...笑わない...?」

「どんとこいっ!」

そんな姉の勢いに負け、ユーラはこれまでにあった全てのことをライサに話した。


「........」

流石のライサも黙り込んでしまった。

「ごめんね、お姉ちゃん...変な話して...」

「.....」

「わ、忘れてっ...?」

「ユーラ...」

「え?」

「その話、どこかで聞いたことあると思ってたんだけど...」

「そ、そんなっ...!?」

「長老のところに行ってその話をもう一回してみてごらん、私は詳しくないから...」

珍しく普段は元気で活発なライサがまじめに考え込んでいて、これは行かざるを得なかった。

「でも今日は遅いから、明日行っておいでよ!」

...と、次の瞬間には普段どおりになっていた。

ライサは普段どおりを装っていた。

「分かった...」

「今日は疲れたでしょ、今日のところは寝るといいよ。」

「うん、おやすみ...」

「ん、おやすみ〜っ」

姉に笑顔で送られ、2階へと戻る。

「はぁ...」
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