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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
五十四話:最後の一仕事
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の報い!むしろあの程度で済ませるなんて、私は優しすぎる!ヘンリーは、甘すぎる!!」
「完全に、弱い者いじめだったろ……」
「最初にそれをしたのはあっちでしょ!因果応報!本当は十倍返しでもしたいところを、そこまでやったらさすがに死にそうだから、ギリ死なない程度で我慢したんだから!」
「あれ以上って、つまり死ぬってことだろ……。最悪じゃねえか……」
「もっとやろうと思えば、回復してまた痛め付けることもできた」
「本当に鬼だな、お前」
お迎えが来るまで、暇なので駄弁ってます。
ゲーム通りに進む保障は無いが、足掻こうにもなにもできないし。
「あー、マリアさん大丈夫かなー。やっぱり、マリアさんだけでも回復しとけば良かったかなー?」
「大丈夫だろ。お前しか治せないわけでも無いんだし」
「そうだけど!やっぱり、キレイに傷が癒えたのを確認しないことには!心配なわけ!ヘンリーは、心配じゃないの!?」
「それは、それなりに心配ではあるけどよ。お前のその情熱は、なんなんだよ。昨日今日会っただけの相手に」
「そりゃあ、この世の見目麗しく、美しい心を持った女性を愛し守るのが、私の使命のようなものだからね!」
イケメン美女としての、譲れない部分ですね!
例え愛を返されなかったとしても、こちらから愛が有る限り問題無い!
マリアさんは中身も
外見
(
そとみ
)
も余裕で合格ラインですからね、ヘンリーのことがどうでも、確実に庇護対象ですよ!
ヘンリーにそこまでのメンタルに至れとは言わないというか、なられても困るけど(
宿敵
(
ライバル
)
的な意味で)。
それにしても、ちょっと冷たくね?
会話もしてなかった気がするし。
「……マリアさんってさ。美人だよね?」
「そうだったか?」
興味薄ッッ!!
これは、無理か?無理なのか?
好みじゃ無かったのか?
「……でもさ。助けに、駆け付けてたよね?」
そこに、一筋の光明が、あったりなんかしないだろうか。
「なんだ?妬いてるのか」
「それは無い」
「即答し過ぎだろ」
無いものは無いですし。
「放っといたら、お前が暴走するだろ」
ああ、そういう。
お目付け役的な。
これはアレだね、無理かもわからんね。
たぶん一緒に塔登ったりするし、まだ望みが無いわけでは無いけど。
過剰な期待はしないようにしよう。
……別に嫁なんか見付からなくても、城に置いてくればいいだけだしね!!
と、
擦
(
なす
)
り付けることに関しては諦めも必要かもしれないと、私が割り切りかけたところで、ヨシュアさんがマリアさんを連れてやって参りました。
ひとまず、脱出は確定と見ても良さそうだね!
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