序章 僕の選択
第九話 独りぼっちへ
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こともないような素材ばっかだったし、おそらく、一層ではゲット出来るものでは無いと思うので、素材は売る方が多いと思う。
...まぁ、防具はこのコート結構お気に入りだし、金属防具つけられるほど筋力値ないし。つーかつけたくないし。
と、言うわけで防具は買わないので、お金はまだ貯めることにする。
...と言うわけでまた歩き出し、夜の道を散策する。
...本来、夜は強い敵が現れやすいこともあるので、出歩かない方がいいのだが、逆にその『強い敵』がお目当てである。
強いのであれば、その分手に入る経験値、お金は多くなるし、強い、と言ってもあの四層級の、《リザードマン・スレイブ》ほどではないだろうし。
と、期待に胸を躍らせ、一時間散策するも、お目当ての強い敵も出ず、レベルも上がらずで少々がっくりしながら街へ帰ることになった。
―☆―☆―☆―
「とりあえず、アイテムでも買おっかな...」
あのあと、宿がすぐに見つかり、店で売っていたパンと、これまた売っていたソーセージのような物でホットドッグを作ろうとするが失敗し、真っ黒になった何かを食べ歩きながらアイテム屋を探す。
...金を貯める? はぁ? 僕がそんなこと言うわけ無いじゃん。
と言うわけで、適当にアイテム屋を探して歩く。
...そういえば、そろそろリベルテブレイドを研磨してもらおっかな...。
そう思い、探す場所をアイテム屋と武器屋に変更...と、目の前に武器屋を発見。
「ごめんくださーい」
そう言いながら早速入る。
『いらっしゃいませ』
「これの研磨を頼みたいんですが」
...NPCと知っていてもなぜか敬語が出てしまう。
『はい。わかりました。ではその武器をお預かりします』
そう言われたのでリベルテ・ブレイドを渡し、研磨が終わるのを待つ。
数分後、研磨が終わり、NPCが出てくる。
『ただいま、セール中により、本日まで研磨無料になっております』
...意外に嬉しいサービスだよね。セールって。
...まぁ、とりあえず武器を受け取り、装備する。
おそらく、こういう親切ももう無いだろう。イベントとかはあってもこういうセールはあまりない気がする。
...まぁ、いいか。別に。
そう思い、武器屋を出て、道具屋を探す。
...と思ったけど、いっか。疲れたし。今日は寝て、明日、がんばろう。
そう思い、宿まで戻って、ベッドの中に入る。
ポーションを五個しか使わないで、次の街へ行けるか...。
まぁ、おそらく無理だろうけど、ちょっとやってみよう。
そう思って目を閉じ、眠った。
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