暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter28「憤りと後悔」
[4/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
がって!私とスバルのツートップで行く!」
「あ、はい!」
「スバル!クロスシフトA、行くわよ!」
『おうっ!』
クロスシフトAとは、ウイングロードで駆け回りガジェットを撹乱し、複数のターゲットを殲滅する作戦だ。
(……証明するんだ……特別な才能や、凄い魔力がが無くたって、……一流の隊長達がいる部隊でだって……どんな危険な戦いだって……)
ティアナはスバルが時間稼ぎをしている間に、カートリッジを4発ロードし、周囲に無数の魔力弾を出現させ魔力を上乗せさせていく。
「私は、ランスターの弾丸は、ちゃんと敵を打ち抜けるんだって!」
更に魔力弾に魔力を圧縮させ、威力を高める。
『ティアナ!4発ロードなんて無茶だよ!それじゃティアナもクロスミラージュも……』
「撃てます!」
《YES.(はい)》
再三の警告も、意固地となっているティアナに通じる訳もなく、シャーリーに構わず魔力を圧縮する事を続け、ティアナはクロスミラージュを構える。
「クロスファイアー!」
ガジェットに狙いを定め、引き金を……
「シュートッ!」
引く。
ティアナの放った誘導弾がガジェットに襲い掛かる。
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
次々に魔力弾がガジェットを破壊していく。
だが………
「あっ!?」
その内の一発がガジェットを逸れ、ウイングロードを走るスバルへと向かっていく。
多数の魔力弾の制御する事は難しい技術な上に、カートリッジの負荷。
完全制御できなかった魔力弾が暴走したのだ。
ガジェットを引き付けていたスバルは、自分の背に魔力弾が迫っている事に気付いた時には、避けることも防御する事もできない状況だった。
「「スバルさん!」」
エリオとキャロが声を上げる。
直撃……。
誰もがそう思った時、スバルの前に影が1つ割り込んだ。
そして、爆音と共にスバルが爆煙に飲み込まれた。
「う、嘘だろ……」
フォワードのフォローに駆け付けたヴィータが、爆煙を見て唖然とする。
無論、この目の前の状況を作ってしまったティアナも……。
誰もが最悪の光景を頭に思い浮かべていた。しかし、爆煙が薄れた先に見えた光景は想像していたものと違っていた。
「ル、ルドガー…さん?」
スバルの前には槍を構えたルドガーの姿があった。
また今のルドガーの両腕は漆黒の鎧のような物を纏っている。
そう。ルドガーは骸殻を、クォーター骸殻を発動させているのだ。
「ケガはないか、スバル?」
「は、はい、大丈夫です!」
言葉通りどこも怪我をしていないスバルを見て、安堵する。
ホテルではやてと一緒にいたルドガーは、ガジェットの動き
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ