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少年は魔人になるようです
第65話 少年は決戦用の贈り物を貰うようです
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。1、超とロボ軍団。1、本陣である巨城。

そちらはいくら使おうが、どこから持ってこようが構わない。こんな所か。質問は?」

「愚問かとは思いますが……何をしても、良いんですよね?」

「人類を取るか、体裁を取るか。好きにしたまえ。」

「……………分かりました。」

「ああ、言い忘れていた。なお、俺は敵ではない。―――では、健闘を祈る。」


それだけ言うと、現れた時と同じように一瞬で消えてしまう。

転移か何か何だろうけど・・・・媒介が見えないんだよね。


「ふざけおって!!敵ではないだと?今更何を言うか!!」

「いえ、恐らくは本当です。無闇に愁磨さん……正確には、織原家に手を出さなければ良い筈です。」

「ふぅむ………アレらに関しては、ワシらよりはネギ君の方が詳しかろう。

天宝治達も言うとったしのう。ならば、敵は二つ。超 鈴音とロボット軍団、と言うておったが……。」

「それについては、僕から説明が。」


いつから居たのか――居なかった方が不自然だった――タカミチが手を上げ、前に進んで来る。

いつも着ている真っ白なスーツが、ボロボロになっている。


「下水道を進み、地下深くに古い空間を見つけました。そこにあったのが、これです。」

「………成程。ロボ軍団と言うに相応しいのう。」


タカミチが写真を出し、学園長先生がプロジェクターか何かにかける。

すると、大量のロボットが並んでいる映像が浮かぶ。

何よりも目を引くのは・・・奥にいる、腰から上でも5mはあろう機体。


「ざっと見たところ、歩兵2000。後ろの中型100。そして……大型3体。

これが、6つの広場前に出る海岸へ通じる地下道全てに配置されていました。」

「これだけ、と言う事もあるまい。歩兵12000以上、中型600以上、大型24以上。

更に、先程の映像にもあった巨大な機体と、それが小さく見える空中に浮かぶ兵器。

本国から応援を呼んだとて、市民を守りながらは退けられんじゃろう……。」

「民間の人には自衛して貰いつつ、しかし魔法は隠し通す。

僕達が守りと攻めに分かれて戦える。これが最適ではあります。」

「となると、やはり先程の手で行くしかないのう。」


僕は・・・さっきの愁磨さんの言葉に、違和感を覚えていた。

だって、魔法を公表した所で意味は無い。もしも計画が成れば、死ぬのは魔法を知らない人達。

そして生き残るのは魔法を知っている、魔法世界人だ。


「(推測だと、愁磨さんの計画が公表、超さんが抹殺。

一枚岩じゃ無い、って言うなら説明つく事はつくけど…………。)」


愁磨さんはなんて言った?旧世界にる旧世界人を
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