第65話 少年は決戦用の贈り物を貰うようです
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備している。
「"修羅"が北刀、朱雀。」
「同じく東刀、青龍。」
「同じく西刀、白虎。」
「同じく南刀、玄武。」
「初めまして。"白帝"、"皆殺し"、"微笑赤点"の織原だ。」
丁寧に挨拶すると、射殺さんばかりに睨んで来る。どうやら俺の返答が気にくわなかったようだ。
「さて、おぬしの嫁達も捕まえねばならんでの。本気で行かせて貰うぞい。」
「「「「覚悟!!」」」」
「ほぉ、マイ・スウィートハニー達を男共で囲んで何をするって?」
ちょぉぉぉっとブチ切れた俺は、魔獣程度なら殺せる程の魔力波をぶつけてやる。
動きは止まる・・・が、怯えた様子は欠片も無い。少なく見積もっても、根性だけなら真名レベルだ。
それに、ジジイも居る。と言う事は―――
「(囲われて逃げられるのは俺・ノワール・エヴァ・アリア・刀子……それに、上手くやればもみじは行ける……
が、他四人は無理だ。と言うか、他の皆が危険なのにゆっくりしてる場合じゃねぇ。)………じゃ!」
「させると思うてか!!」
「『『『『護縛陣!!』』』』」
ガンッ!
「〜〜〜〜〜〜〜〜!!ってぇぇ!!」
飛び去ろうとすると、四人がかりの防御陣に頭を思い切りぶつける。さ、流石、拠点防衛の最"硬"術。
半端じゃねぇ。
「終わりじゃ、魔人殿。大人しく捕まれい。」
「そんな物分かりよく見えるか?"バル・ボル・ベルグ・バルホルス!"」
「ぬぉっ……!?」
「"降り注げ天の光 高き炎 王と神の命により来れ 天の鎚!!"『流星輝く神の刻』!」
「ぬ……?……………フォッ!?」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!
「っとと、振り過ぎ振り過ぎ。アデュー!」
「しま――待たんか!!」
「待てと言われて待つバカは以下略!!」
星を降らす技、防御ごと相手を打ち砕く事で陣を破り、皆に念話を飛ばす。
この技の良い所は降らせる数が決まっており、魔力供給で止める事が出来る点。
つまり、途中で移動して違う拠点へ向かい、放つ!事が!出来る!
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
「うわぁあああぁああぁぁあ!?」 「な、なんだ!?」
「岩が、岩が降って来る!!」 「防御陣け――ぎゃぁっ!?」
「アリア、真名!掴まれ!」
「ん・・・・。」
「っとと、良いタイミングだよ。助かった。」
一番近かった二人を回収し、"闇"に入るよう促す。同じ様に全員を回収し、俺もすぐさま"闇"へ入る。
「愁磨、これは一体何事じゃ?」
「ネギ達がやってくれたらしい。超が、余計な事をしてくれた
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