無題
世界は甘い、生きる限り、人に蜜を与え続ける。
人は、繋がりという根っこで自らの身を支えている。
だが、その繋がりという根っこは、行動の自由を奪い、他人からの自分という居場所にとどめ続ける。
「君は行ってしまうのだね」
何処で生きていても、何をしていても、人を縛るのは人であり、その人はきっと大切な人なのではないかと思う。
「繋がりなんか、要らない」
強がりでも、わがままでもない。
ただ、蜜は僕にとって甘過ぎた。
いつか、あの頃の自分に聞いてみたいことがあり、その質問はきっと未来の僕が、今の僕に聞いてみたいと思っていることだろう。
また、その逆もある。
だが、どちらも同じ質問だ。
「君は何故、一人で居続けようとするのか?」
もちろん、答えなんか、
無い
「何故、答える事が出来ない?」
「一人じゃないから」
例えば、本当に死にたいと思うのであれば、生きるのはとても辛いことだと思う。
まぁ、僕には一生わからないだろうけど、
また、自分に尋ねることとしよう
大丈夫、みんなには迷惑をかけないから
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