暁 〜小説投稿サイト〜
IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
癒しを求めて 芸術職人 風鳥 花月登場!
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こには着物を着た超絶美人、完全なる大和撫子のような女性が笑顔でトリコとスタージュンを見つめていた。

「お二人とも、一体に何を騒いでいるんですか?」
「(や、やべぇ・・・)」
「(ここでは暴れてはならないという不可侵条約があるのを)」
「「(すっかり忘れてた・・・)」」

二人は全身から冷や汗と脂汗が出ているのを感じる。二人はとんでもないほどの手練れなのだが、笑顔からあふれ出す独特の威圧感には身体が硬直してしまう。

「もしかしたらここでお暴れになる気だったんですか?」
「そ、そんな事ある訳ないだろ!?」「そ、それは断じてない!」

笑顔の前に二人は肩を並べて

「「と、友達なんだから!!」」
「そうですか♪仲良き事美しきかな」

指の間に挟んでいた針を懐にしまって笑顔を再び見せる。今度の笑みは妙な威圧感などなく、純粋な笑みだったが、サニーと一夏以外、先程の事で動けなかった。

「あ〜・・・そこだわ〜・・・」

スタージュンはさっさと会計を済ませて店から出て行き、一夏は早速針治療を依頼した。そして台の上に横になって治療は始まった。一夏の背中や太もも、脹脛などといった部位には所狭しと針が刺さっている。

「最高〜・・・疲れが解けていくようだぜ・・・花月〜」
「それはどうも、今回のお会計もしっかり払ってね。君の身体は治療する難しいんだからさ」
「解ってるって〜・・・」

「えっと・・・サニーさんで宜しかったでしょうか?」
「ああ、そだけど?」

セシリアは一夏が治療を受けている最中に自分の番に回ってくるまで待っているサニーに質問をする事にした。

「あの方は一体・・・」
「あいつは風鳥(かぜとり) 花月(かづき)、結構な有名だぜ?確か、俺達の間じゃ芸術職人って言われたか」
「芸術職人?確かに見た目は芸術のように美しい女性ですが・・・」

女性という言葉を聞いたサニーは噴出しそうになる。

「どうかしましたかサニーさん?」

何故噴出しそうになるのか不思議そうにする山田先生

「一応いっておくけど、アイツ男だかんな」
「「「「「「嘘ぉぉぉおおおお!!!!!?????」」」」」」「なにぃぃいいいいい!!??」

鈴、セシリア、シャルロット、ラウラ、本音、山田先生、トリコはまるで打ち合わせをしていたかのような叫びを上げる。

「おいサニーマジかよ!?あれが男!?」
「ああ」
「「「「「「しれっととんでもないこといったぁぁぁああ!!!」」」」」」

全員が驚愕してる中、いきなり店の扉が強く乱暴に開けられる。一堂は其方を見ると、何故か全身で息をしており、片手に日本刀を握り締めている掃除用具であった。

「私の一夏からぁぁぁ・・・」

箒の目には光が無く、身体はゆら
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