第47話『カートリッジシステム』
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〜なのは〜
ネオさんとの模擬戦の日から数日経った日曜日
今日は朝からユーノ君と共に魔法の訓練をしていたの
ユーノ君とユーノ君のデバイスであるリーフに結界を張って貰い
その中で私は今シューターの操作練習をしていた
私はシューターを操って空き缶をリフティングのように
それぞれのシューターを順番に空き缶の下部へとぶつけて
地面に着かないように何度も上へと弾く練習をしていた
『981……982……』
そしてその弾いた回数をレイジングハートがカウントしていて
『998……999……1000』
丁度カウント数が目標の数値に達成したので
「これでラスト!!」
私は最後にシューターを空中にある空き缶の側面にぶつけた
すると空き缶はシューターがぶつかった側面がくの字型に変形しながら吹き飛び
その吹き飛んだ先にあるゴミ箱へとキレイに入っ……らずに
ゴミ箱の淵に当たってゴミ箱のすぐ横へと落ちてしまった
「あー最後失敗しちゃったの」
「でもそれまでは完璧だったから問題ないんじゃなかな?」
ユーノ君がそう言って励ましてくれるけど
「ううん……これじゃダメなの!!
ツバサちゃんに一撃入れようと思ったら少しでもコントロールミスしたらダメなの!!」
私の今の目標はフェイトちゃんとアリシアちゃんと共に
ツバサちゃんに一撃でも攻撃を当てる事を目標にしているの
ツバサちゃんが手加減してくれている状態であったとしても……
「それじゃーユーノ君、次はブレイカー撃ってみてもいいかな?」
「うん。じゃー結界の強度を上げるね」
私のお願いをユーノ君は受け入れ
ブレイカーの威力で結界が壊れないように
ユーノ君とリーフが
数ヶ月前に私とフェイトちゃんとツバサちゃんが
ジュエルシード事件での最後の戦いの時に張っていたぐらいの強度の結界を展開したの
「いいよなのは」
「ありがとうユーノ君、今回はちょっとブレイカーのプログラムをイジってみたんだ」
「そうなの? ブレイカーって特性上チャージに時間がかかるからそれの短縮とかかな?」
「ううん、違うよ。その逆でチャージ時間を伸ばして代わりに威力の向上を図ったの!!」
そして私はレイジングハートを握りしめて空へと向け
さっきまで私が訓練で使っていた空気中に漂う魔力素を収束していった
「これは……思ってたより威力が高そうなの!!」
「リーフ!! カートリッジロード!!」
私がユーノ君に注意を投げかけると
ユーノ君の持つ杖の形態をしたリーフから『ガション』と薬莢が飛び出したと思ったら
ユーノ君の纏う魔力が増大して、結界が強化されたの
とりあえず今のに関しては後で聞くことにして
今は……
「それじゃー行くよ!
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