常盤台中学襲撃事件
Trick42_ケシズミになってから後悔してももう遅えぜアンタら
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。
アドバイス料として、ここの生徒はその人に出来るだけ無傷で渡す約束なんだ」
「・・・・どうしようか? ゴミ屑って表現は俺が使っている中で最低侮蔑言葉だけど・・・・
お前を表現するのにはかなり足りないな。うん、語意が足りなくてすまない。
さすが屑っぷりで絵鏡の現当主に切り捨てられた屑だ。
手切れ金と私有した軍を持って半年前に消えたって話だけど・・・屑は健在だな」
「僕を屑扱いするなんて・・・・許さない!
球鬘! やれ!! 殺せ!!」
「キュモール様・・・・・引くのをお勧めします。
奴は≪碧空≫と呼ばれる、プロのプレーヤー。“最速”の請負人です。
奴を相手にするのは・・・」
「そんなこと知らないよ!! 君は僕の言う事を聞けばいいんだよ!!」
「ちっ・・・分かりました」
守りの体勢に入っていた球鬘から、鋭い攻撃性の殺気が溢れだした。
同時に離れたビルからも殺気が溢れだす。
球鬘兄妹が戦闘態勢に入った。
「ま、戦うよね。相手が誰であっても頼まれれば殺す≪殺し屋≫、匂宮。
あんたらもその分家だから、例外に漏れずってことだね」
軽くしゃべる信乃の表情は常に無。
殺気もなければ覇気もない。
ただ、それだけで球鬘が警戒するに値すると感じた。
信乃はA・Tのつま先を地面に2度、軽くぶつける。
それを合図に、赤色の車輪が展開した。
「開放。炎の玉璽」
ただ展開しただけで、信乃の後ろの全ての景色が歪む。
「ケシズミになってから後悔しても
もう遅えぜ アンタら」
この時、球鬘と絵鏡は見た。
信乃の後ろに炎の龍の姿を。
つづく
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