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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第31話 ホテルアグスタ
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ックスした顔になるバルト。

「はぁ………煙草吸いてえ………」

館内禁煙の標識を睨みながらそう呟く。

「バルトさん、お待たせしました!」

そう言ってやって来たのはドレスアップした隊長達とヴィヴィオの姿だった。
華やかなドレス姿の六課の隊長達。その人気はその場に居た男達の視線を釘付けにするのに充分だった。

「どうやバルトさん、惚れてまうやろ〜!!」
「まあ確かに皆見違えたな。ただ強いて言えばもっと胸元が見える露出の高いドレスなら………特にフェイト」
「バルトさん、セクハラです」

かなり冷たい目で見られ、流石のバルトも言葉に詰まる。

「バルト、バルト!私のドレスはどう?」
「馬子にも衣装だな」
「馬子にも衣装?」

意味が分からないヴィヴィオはなのはの顔を見る。

「うっ………えっとね、可愛くない子でも立派な衣装を着れば可愛く見えるって意味………だよねフェイトちゃん?」
「えっ!?えっと………私諺とか苦手で………」
「まあなのはちゃんの意味であってるんちゃう?」
「何で地球の諺なのにそこの出身のお前等が自信無いんだよ………」

返す言葉もない3人は恥ずかしそうに俯いた。

「だけどよく諺なんて知ってましたね」
「地球ブームだからな。それに高町家に諺の本があったぞ?」
「いつの間に………」
「ヴィヴィオは可愛いもん!!」

「分かってるって、冗談だよ」

騒ぐヴィヴィオを宥めるようにバルトが言った。

「全く、相変わらず元気だね」
「あっ、ユーノ君!!」
「ユーノ!!」

後ろから声をかけられ、そこには眼鏡を掛けた優しそうな男が居た。

「久しぶり、元気だった?少し痩せてない?ちゃんと寝れてる?」
「だ、大丈夫だよなのは………」
「ユーノはどうしてここに?」
「オークションの品物紹介と鑑定をね。それに機動六課に警護の要請したのは僕だから」
「そうなんだ!」
「だから急遽合わせてくれたはやてには感謝してるよ」
「ええって、長い付き合いやんか」
「ありがとう……実は結構価値の高いものもあるからテロの可能性も高いって言われてたから。頼もしいよ」
「任せておいてユーノ君!!」

そんな楽しい会話をしている中、ヴィヴィオがなのはのドレスを軽く引っ張った。

「なのはお姉ちゃん、この人誰?」
「始めましてだね、僕はユーノ・スクライア。なのは達の古い友人だよ」
「そして私の魔法の師匠だよ」
「師匠!?それじゃあユーノお兄ちゃんも砲撃の雨を降らすの?」
「ああ、僕は防御系の魔法を得意にしてるから攻撃がちょっとね………」
「そうなんだ………あっ、私はヴィヴィオ・ベルバイン!!であれがバルト!!」
「あれとはなんだあれとは………俺はバルト・ベルバ
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