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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第31話 ホテルアグスタ
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ーシュはぼろ雑巾の様にフェイトの足の下に。
「す、透け透けパンツ………」
最後の気力を振り絞ってフェイトのスカートの中を覗く。
「こ、これは………!!スパッツによって透け透けか分からない!?」
「きゃああああああああ!!!」
フェイトに顔面を連続で踏みつけられるエローシュ。悲鳴をあげる前に轟沈した。
「エローシュ、どうたった?フェイトちゃん透け透けやったか〜?」
「黒スパッツで見えなかったです………でも………スパッツもエロくて有りです!!」
「ゲスな発言ありがとな〜みんなお帰り〜ご飯にするで〜」
全く動けないエローシュに手刀をかまし、完全に気絶させるはやて。
「………ねえルー」
「言いたいことは分かってるわ。私達もはやてさんには気を付けよう」
「そうだね………」
はやての所業を見ていた2人が小さく呟いたのだった………
さて、エローシュの件でひと悶着あったが、夕食は久々に全員で食べられる事もあり、いつもより賑わっていた。
そして楽しい夕食も終わり、お開きな雰囲気になりつつあった時、はやてが立ち上がった。
「さて、みんなお疲れさん〜取り敢えず次の任務が終われば1日丸々休日が取れそうやからもう少し頑張ってな!」
「任務?確か明日は一日訓練の予定だった筈だよね………」
「フェイトちゃんの言う通り、本来ならその予定だったんやけど急遽本局から通達があってな、ホテルアグスタでロストロギアのオークションが行われるんやけど、その警護を担当せよとの事や」
「また面倒な事を………」
「バルトさん、そんな事言わんといて。本当なら警護は地上の部隊に任せる予定やったんやけど黒の亡霊の件でお偉いさん達が慎重になってな、ロストロギアに関してやから機動六課に回ってきたんや」
「なるほど………」
はやての説明に1人口に出して納得するなのは。
「ティア、警護だってさ。また出るかな………」
「出たとしても今度こそしっかりやりきってみせるわ」
「ティアナ、あまり気負わなくて良いわよ」
「そうよ、そんなに気負っているといざというときにミスが出るわ」
「分かってます、大丈夫です」
加奈とギンガの言葉も右から左に流れるティアナ。
「大丈夫かしら………」
「いざというときには私達がカバーするしか無いわね………」
そんなティアナを見て、2人は静かにそう話した。
「それと明日の予定なんやけど、ホテルアグスタの警護の前に皆の身体検査をする事になったから」
「身体検査ですか?」
「そうや、まあ身体測定やと思って気楽に受けてくれればええから」
「身体検査か………」
「ねえねえルーちゃん、私身長伸びたかな?」
「優理といい勝負ね」
「………
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