暁 〜小説投稿サイト〜
バカとテストと召喚獣 吉井龍明の受難
序章 〜出会い(さいかい)〜
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
確には俺の手が握っている髪飾りを見つめている。

「これ、君の?」

「・・・はい。大切な友達に貰った大切な物なんです」

どうやらアリスがカラスにこれを取られていたようだ。確かにそんな大事な物ならカラスにも立ち向かうよね。

「はいこれ。そんなに大事な物ならもう取られたり無くしたりしないであげてね」

「・・・はい!ありがとう御座います!」

俺に頭を下げてから髪飾りを頭に付けるアリス。

「どう・・・ですか?」

髪飾りを付けたアリスが正面から俺に向かい合う

その瞬間俺の中の古い記憶がフラッシュバックした。

『たっくん!こっちこっち!キャハハハ!』

『待ってよ○○○』

「!?」

・・・あれ?何だ、今の?

「?どうしました?」

不思議そうに俺を見つめるアリスがそこにいた。




俺がこの空虚感の正体を知るのはそれ程後では無かった。








これが。俺と永久野有栖の実に7年振りの再開だった事を知るのは約三日後。

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ