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ハイスクールD×Dとオレンジ色の死神
エクスカリバー編
二人の少女

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Side一護


少女を尾行しながら自分に起こった変化について考えている。
確かに穿界門をくぐる前は、死神の姿だったはずだ。
あれこれ考えても進まないと思い、持ち物を確認する。
あったのは、諭吉が何枚か入っているサイフと二日分の服だけだった。


「代行証がない…」


虚がもしいた時、死神になれないのはきついなと思っていると、頭に声が響いた。


(…護、一護聞こえるか?)


その声は一護が最もよく知る者の声だった。


「この声、斬月か!!」


相棒の声が聞こえて嬉しくなった一護だが、まずはこの状況について話すことが先だなと思い


「…なあ斬月、これはどうゆうことかわかるか?」

((…フム、まず死神としての力だが、いや説明するよりやらせた方がいいか。

一護、代行証を思い浮かべろ))

「?わかった」

代行証は自分にとって皆との思い出がつまっているものだ、思い浮かべることは容易だった。
目の前に現れる代行証
一護はいきなり現れた代行証に驚きながらも代行証をつかむ。
掴んだ瞬間、一護は代行証がなぜいきなり現れたのか、死神の力がどうなったのかを理解した。

「セイクリッド・ギアか…、じゃあ生身で死神の力を行使できるってことか」

(ああ、ただし霊体じゃないから普通の人間にも見えることを覚えておけ。
見られたら妙な騒ぎがおきるぞ)

「わーってるよ。ありがとさん」

((当たり前だ。
私が守りたいのは一護、お前だからな))

「それでもだ」

そんなことを話していると尾行していた少女が同じ年代に見えるツインテールの少女と話していた。

Side少女s


「目的地、わかった?」


ツインテールの少女が尋ねる


「ああ地理もおおかた理解したし大丈夫だろう。
イリナのほうは?」


イリナと呼ばれたツインテールの少女は、


「それらしい痕跡はなかったわ、ゼノヴィア」
「そうか、ならさっさと行くか」

二人の少女はそう言って歩きだした

Side一護


二人の少女を尾行、普通はしない、をしてたどり着いたのは巨大な学校
高校名は「駒王学園」と言うらしい
校舎も綺麗で敷地の整備もちゃんとされていて、まるで貴族の別荘のようだ
二人の少女はそんなこと意に返さず堂々と門をくぐっていった


「…さてどうするか、悪魔って奴が気になるんだが…」

(さすがに不法侵入はヤバイしな)

「どうしたもんか…」

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