暁 〜小説投稿サイト〜
副部隊長と戦技教導官の色ボケな日々
<1:憂鬱な日々編>
第90.5話:2人のハジメテ
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したなのはの顔に吸い込まれるように俺はなのはに口づけした。
力を込めてなのはを抱きしめる。

「ちょっ・・・いたいよ、ゲオルグくん」

「あっ・・・ゴメン」

俺は慌ててなのはを放した。
目の前のなのはと目が合い、なんだか可笑しくなって笑いだしてしまった。
なのはのほうも同じだったようで、2人でしばし声を上げて笑い合った。

「寝よっか」

笑いが収まったところで、なのはが微笑みながらそう言った。

「だな」

俺はそれに頷き、明かりを消した。
ベッドの上で抱き合いながらに横になると、俺はなのはに話しかける。

「かわいかった」

「そう? ありがと」

「愛してるよ」

「わたしも」

「じゃあ、おやすみ」

「うん。おやすみ、ゲオルグくん」

なのはは最後に俺の頬にキスをして、頭から布団を被り眠りに落ちて行った。


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