<1:憂鬱な日々編>
第90.5話:2人のハジメテ
[5/5]
[9]前 最初 [1]後書き [2]次話
したなのはの顔に吸い込まれるように俺はなのはに口づけした。
力を込めてなのはを抱きしめる。
「ちょっ・・・いたいよ、ゲオルグくん」
「あっ・・・ゴメン」
俺は慌ててなのはを放した。
目の前のなのはと目が合い、なんだか可笑しくなって笑いだしてしまった。
なのはのほうも同じだったようで、2人でしばし声を上げて笑い合った。
「寝よっか」
笑いが収まったところで、なのはが微笑みながらそう言った。
「だな」
俺はそれに頷き、明かりを消した。
ベッドの上で抱き合いながらに横になると、俺はなのはに話しかける。
「かわいかった」
「そう? ありがと」
「愛してるよ」
「わたしも」
「じゃあ、おやすみ」
「うん。おやすみ、ゲオルグくん」
なのはは最後に俺の頬にキスをして、頭から布団を被り眠りに落ちて行った。
[9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ