一夜
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君かね?至急私の所に来てほしいんだが。』
電話の相手...茅場晶彦は珍しく急ぎながら話してきた。
「何で?用件は?」
『詳しくはこちらで話す、移動の手配はすでに済ませておいた。』
そう、茅場が電話をきったのと、真っ黒のいかにも高級車のような車来たのはほとんど同時だった。
俺はすでに茅場叔父さんから呼び出されるのは慣れているので、すでに顔見知りになった運転手さんと目を合わせ、車に乗った。
...そして、車に乗り揺られながら数十分後...
「...いやぁ、いつ見てもでかすぎるだろ、この会社...」
車から降りた俺は目の前にあるもう要塞といっても仕方がないほどでかい会社の中に入った。
「あっ、桜さんじゃありませんか、こんばんわ。」
「あぁ、こんばんわ...西田さん?」
「おやおや、今もこんな爺を覚えてくださるなんて、さすがは桜さんですね。」
そう言って目の前にいる爺さんは笑った。
...目の前にいる爺さんは西田さんと言って、この会社て働いている叔父さんだ。見た目からはもうすぐで定年退職だが、まだまだ現役と言い張る西田さんを見るととても心が和む。
「あぁ、そうだった、今日はなぜここに?」
「あぁ、あの人からのお呼びだしですよ...」
「わ、は、は、あの人からですか、また無茶な願いでしょうに。まぁ、爺が口を挟むのはいけませんから私はこれで。」
そう言うと西田さんは慌てるように帰っていった。
俺は元気そうに走れ西田さんが見えなくなるまで西田さんの背中を見ていた。
そうして見えなくなると、俺は再びあるきだした。...途中、何人かに声を掛けられが会軽く釈
だけで終わらした。
...5分後...
「さて、ここかな...」
やっと叔父さんがいる部屋の前まできた。...ここまで、何人に声を掛けられたのだろう...」
俺は叔父さんがいるであろう、部屋の扉をノックした。
え?何で叔父さんかって?...両親が死んだ時に一応親戚だったから引き取られから。...かな?
『入りたまえ...』
俺は思考を停止し、重い扉を開いて中に入った。
そこには、何回見たかは分からない叔父さん_茅場晶彦さんがいた。
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