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ソードアート・オンライン 陰と陽の二人の剣士
一夜
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んと腕を回し、点滴を外し逆立ちをしていた。

...めっちゃ恥ずかしい...

周りの患者がクスクス笑っているが彼はそんなことを気にせず、ナースを呼びチェックを受けた。




〜数分後〜

「んー。やっと終わったか〜、さて、帰ろう。」

何と彼は2日で腹の傷を治してしまった、医者も目を見張るほどの回復力だった。...相変わらず彼はだるそうな顔をしながら外に出た。

「ん、そういえば君の名前を聞いてなかったね?」

まあ、恩人だし名前位は教えてやろう...

「...霧ヶ谷霧亜」

「そうか、俺は朝陽桜だ。」

...そこからは何をしたのかはあまり覚えてはいない。...しかし、彼は私と同じ極度のゲーマーだった、と言うのを知った。
マニアックな話、クラスへの不満、...一番盛り上がったのはこれから発売するVRMMO 、フルダイブ機能を付けたソードアート・オンライン...略してSAO の話題だった。...それに彼の親戚がSAO関係者ていうことを知り、とても驚いた。

...そうしている間に私の家に着いてしまった。

「ん、じゃあ、ここでお別れだな、また明日な。」

「うん、じゃあね〜」

私は朝陽桜という人物に少し興味を持った。
そのため、帰る時にはもう打ち解けていた。途中で彼が、「...お前、キャラ崩壊してるぞ?」と言われたが一体何なのだろうか?
...少しだけ私は明日の学校が楽しみになってきた...

Side out

Side 桜

「さて、彼女を送ったし自分の家にでも帰りますか...しかし、俺のアパートの目の前だとは...」

俺は彼女の反対側(・・・)にあるアパートへと帰った。

「しっかし、彼女はキャラ崩壊してるのは気付いたのかな?」

家まで帰る時に彼女と話していたが、彼女は相当なゲーマーなそうだ。もうそろそろ発売されるソードアート・オンラインのことを話してからだ、彼女の目が無邪気そうに輝いたのは。その時ふいにドキッとしたが、ただそれだけだ。

「さて、二日間何も飲んだり食ったりしてないから胃もたれしそうだぜ...」

部屋の前についた俺は鍵がないことに気付く。

「あれ?鍵どこやったっけ?」

くまなくポケット、服の中、裾、バッグなどを探したが見つからなかった。

「あれ?そういえば鍵はスクールバッグに入ってるんだった...そうすると彼女か...」

俺は仕方なく階段を降り、彼女の家へ行った。

『ピピピピピピピピ♪』

彼女の家へいっている途中に携帯がなった。俺は直ぐに取りだし、画面を横にスライドし電話の相手を見た。
そこには叔父さんと出ていた。俺はめんどくさく電話に出た。

「はい、もしもし〜」

『桜
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