それぞれ動き出しました
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ゼンさん。この紙の山は何ですか?」
「いやー、洒落にならん記載ミスがありましてな、全部ひっくり返してるとこですわ。
――――あれですなぁ、その子がクラディールが言ってた新しく入った?」
「はい、サチと言います。よろしくお願いします」
「丁寧なお辞儀。しっかりした子です――――助かりますなぁ」
「…………それじゃあ、ダイゼンさん。わたしは迷宮区に戻るので後はよろしく」
ビシっ! っと敬礼してアスナは神速で逃げ出した。
「ええッ!? アスナ!? アスナー!?」
遠くに聞こえるサチの悲鳴を聞きながらアスナは走り続けた。
「――――がんばってね、サチ。わたしも、わたしに出来る事をがんばるから――――」
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