試験×勝負×お星様
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ま地面にたたき付けられ、ボールを離す。
「とっ」
「甘いわっ!?」
瞬時にボールへと向かうボクを追い越し、ボールをとろうとするおじいちゃん。それに対して、ボクは止まる。
「かかったっ!」
「なにっ!?」
「阿修羅覇王拳っ!」
ボクの体術OSSスキルによって、ボクは一瞬でおじいちゃんの背中に追い付き、炸裂させる。おじいちゃんは念を使ってなんとか防いだ事で、吹き飛ばされ、飛行船の壁を破壊し、外へ落ちるだけですんだ。あっ、ちなみにちゃんとボールは確保したよ。
「殺す気かっ!」
巨大な念の砲撃を放ち、それを推進力になんとか戻って来たおじいちゃん。
「残念、殺りそこねた」
「まさかの本気っ!? わしじゃなかったら、確実に死ぬぞっ!」
「まさか、冗談だよ? 半分は」
「ほっ…………って、半分かいっ!」
「まぁ、ちゃんと助けたよ。それに、この程度で死ぬようなら、ハンター協会の代表じゃないでしょ。それより、これでボクの勝ちだよね。ボールもボクの手に有るし、アレも使ったよね」
「そうじゃな。あれぐらいじゃったら、不意打ち以外ならいくらでもやりようが…………いや、それもアレを使ってじゃが…………まぁ、おぬしの勝ちじゃから星をひとつやろうかの」
「一つや二つって言ってたから二つだよ」
「…………実力は問題無いし、構わんか。ただし、試験をちゃんと合格する事と、試験が終った後に、一つの仕事をこなす事じゃ」
「うん、それで良いよ」
「しかし、これはどうするかの?」
「だっ、大丈夫じゃないかな?」
「まぁ、立入禁止かの。わしはこれでゆくぞ。流石にこたえたわい」
「そっか。それじゃ、二人はボクが鍛えてあげようか?」
「うんっ!」
「やってやるよっ!」
「それじゃ、この指輪を付けてね」
アイテムストレージから取出したこの指輪にはある機能がついている。
「うわっ!」
「身体がおもてぇ…………」
「全身に負荷がかかる特別製だよ。到着までそれを着けていてね。到着後は、疲労回復ドリンクを飲んでね」
倒れて、動けない二人を運んで、ボクは仮眠をとった。
そして、第三次試験トリックタワーに着いたので、二人の指輪機能を停止させ、スタミナポーションを飲ませて回復させた。
「さて、72時間以内に降りるらしいけど、どうしようかな?」
「面倒です。飛び降りましょう」
「いや、二人は行けるだろうけど、私は無理よ」
「じゃあ、ポンズはポンズで頑張ってください。行きますよ、ユウキ」
「は〜い」
ボクとシュテル先生は島の屋上から飛び降り、襲って来る巨大な赤ちゃんをシュテル先生が撃ち落としてくれる
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