第二幕その一
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ン様、そこに忍び込みましょう」
「うん、そうしよう」
意を決した顔でシェラスミンの言葉に頷くヒュオンだった。
「是非ね」
「それではこちらです」
パックがそのヒュオンを案内するのだった。
「行きましょう。宮殿に」
「レツィア、待っていてくれ」
ヒュオンは力強い声で言う。
「いよいよ僕達は」
「何かあれば私がいますから」
「私もです」
パックとシェラスミンがその彼に対して声をかけてきた。
「御安心下さい」
「いざという時は」
こうして三人で向かうのだった。宮殿の中は街中より遥かに豪奢なものだった。ヒュオンとシェラスミンはその宮殿の中を見てまた唖然とした。
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