暁 〜小説投稿サイト〜
Black Engel and White Engels
魔法少女はじめました
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序「コズミック・パズル」
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[9] 最初 [2]次話
し、またあるものは受話器を手に取り、またあるものは自分の席について状況を確認していた。
私はその部屋の中心に立つと、手に持っていた片耳がヘッドフォンになっているマイク付きのインカムを装着し、声を上げた。

「紳士諸君。淑女諸君。各員、準備お疲れ様。さぁ、状況を開始する。敵を殲滅しろ。」
そう言うとウォーという歓声が聞こえた。それは、檜原村の現地本部でも、後方支援実施中の立川でも、日本政府との折衝拠点の秋葉原でも、対都庁拠点の新宿でも起った。

私は中央の超大型スクリーンを睨んだ。そこにはデカデカと偵察部隊が生中継で写している天使のような、いや天使の少女4人が十字架に磔にされ、今にも処刑されそうな映像が映し出されていた。
秘書官がマグカップに入った熱いコーヒーを持ってきた。
「ありがとう。」

そう言って私はマグカップを受け取ると再びモニターを睨んだ。
「連中に戦争を教えてやる。」
そう言って私は自分の席に着いた。

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