第一幕その三
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「それにその身体の色は」
「これでおわかりでしょうか」
二人の目の前に姿を現わしたうえであらためて言うのだった。
「私は妖精パックといいます」
「妖精パック」
「それが貴方の御名前ですか」
「別に何も騒がれないのですね」
パックは彼等が特に驚いた様子も見せないので少し意外に思いながら言葉を返した。
「私が姿を現わしても」
「実際に姿を見たからね」
「それで騒ぐというのも無作法ですし」
「左様ですか。まあそれならそれで話は早いです」
パックは彼等が自分を見ても落ち着いているのを見てさらに話を進めることにした。
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