第五章 StrikerS編
第百三十八話 『母と子』
[7/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
リオにレン」
「はい…?」
「なんですか?」
「士郎さんとアインスさんの子供で六歳の男の子のツルギ君って子が今日からアインスさんと一緒に機動六課で暮らすそうなんだよ。
だから暇があったら一緒に遊んでやったら? 男の子同士として」
「そうなんですか?」
「ツルギ君が来てるんですか」
「あれ? レンは知っているんだ」
「はい、うちは八神部隊長の近くだからよく会っていましたし。ね? ラン姉さん」
「そうね、レン」
「そっか。うん、それじゃエリオ。ツルギ君は元気な子だから仲良くなれると思うよ。…あ、でも少し女顔だから見間違うかもね?」
「エリオ君。変な間違いをしちゃダメだからね?」
「え? え? 突然なに? キャロ?」
突然キャロはエリオに顔を寄せてそう言い含めている。
なにを間違うというんだろう?
「とにかく伝えたからね?」
「はい」
「わかりました」
うん、これからもっと楽しい毎日になりそうだね。ティアにも伝えてあげよう!
でも、シホさんに聞いた話でティアは思わず嫉妬するかもしれないかもね。
ツルギ君、かなりスペック高いから。
◆◇―――――――――◇◆
108部隊ではある部屋でマリー、ゲンヤ、ギンガの三人が揃ってナンバーズ達の映像を見ていた。
「現場検証を合わせて、あらためて六課からデータをもらいました」
そして展開される映像ではナンバーズ達の足元に映し出される魔法陣状のテンプレートについて話し合う。
「使ってる動力反応、従来のものと比べるとかなり高性能です」
「それじゃ、間違いねーようだな…」
「はい。この子達全員、最新技術で作られたのだろう戦闘機人で間違いありません」
それでゲンヤは厳しい顔つきになる。
「マリーさんとの解析を六課とすり合わせないといけないのですが…」
「通信で済む話って訳にはいかねーな。しかたがない…俺が出向くとする」
「はい。八神部隊長のお戻りは八時過ぎになるそうです」
「マリエル技官はお忙しいかい…?」
「私もご一緒します。最近はスバルの顔も見ていないですし」
それでゲンヤはふっと笑い、
「ありがとうよ。それじゃ時間まで好きにやっていてくれ」
それでマリーはギンガと一緒に休憩室へと向かっていった。
それをゲンヤは見送りながら一枚の写真立てに目を向ける。
そこにはゲンヤの今は亡き妻、クイント・ナカジマの姿が映されていた。
眺めながら、
「やっぱりと言えば、やっぱりか…。
まだ、なんにも終わっちゃいねぇんだな」
どこか疲れたような声でそうゲンヤは呟くのだった。
そして移動中の車の中でギンガは、
(あの時の事件は、まだ終わっていない…。
母さんを殺した戦闘機人事件)
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ