紫藤先生嫌いですwww
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ww」
「そのふざけた態度だよ!前から気に入らなかったんだ!」
人格を否定された件についてwww
人権団体の皆さんwww今こそ声を張るときですよwww
……というか毒島。お前何で木刀を振りかざしているの?平野、止めて!
「はぁっ!」
「うげぇっ!!」
平野が俺のアイコンタクトを受けて必死に毒島を止めていると、まさかの人物が不良生徒をモップの柄で突いた。
腹を思い切り突かれた生徒は、口から吐しゃ物を撒き散らしながら地面でのた打ち回っている。
「……最低」
不良生徒を伸したのは、宮本だった。
恐ろしく冷たい目で、地面に倒れる生徒を見下している。
い、いつものコオロギじゃない……怖い……。
「いやはや、素晴らしいですね、宮本さん」
拍手しながらそう言ったのは、紫藤だった。
おいおいwww地面に倒れている不良生徒を跨ぐなよ、行儀悪いなwww
「しかしこのようなことを二度と起こさないようにしなければなりません。そのために何が必要か?それがリーダーです!」
紫藤の場合は自分がリーダーになりたいっていうのが丸わかりだが、意外とこいつの言っていることは一理あったりする。
確かに集団をつくる人間には絶対に率いるリーダーが必要だ。
しかしそのリーダーが器に足るものでないと、その集団は消滅してしまうのだが……。
紫藤はリーダーになっても自分のことしか考えなさそうだからダメだなwww
「ふ〜ん……で、結局リーダー候補者は一人だけってこと?」
「おや、私以外に適任がいますか?」
「くっ……!」
へい、高城ちゃんwww俺俺www俺がいるよ〜www
まあリーダーなんて面倒なの、頼まれてもやらないけどwww
「私なら!問題が起きるのを未然に防ぐことができます!いかがですか、皆さん!」
紫藤のこの言葉に感銘を受けたのか、小室たちと行動していた者以外が立ち上がって拍手をした。
……そんなに大した発言じゃないと思うんですけどwww
とにかく、一部を除く生徒たちは紫藤をリーダーと認めたのだった。
俺嫌だなぁwwwあれだけ俺を批判してくる奴がリーダーの集団として行動するなんてwww
「―――――という訳で、リーダーは私ということになりました」
ドヤ顔で言ってくる紫藤。うぜぇwwwもう出て行ってやろうかwww
そしてどうやらそう思っていたのは俺だけではなかったらしく、宮本が槍もどきを持ってバスから飛び出した。
「麗!どこに行くんだ!?」
「……私はそんな男と一緒にいるのは嫌よ!絶対にね!」
小室の言葉に、怒った表情でそう怒鳴る宮本。
おいおいコオロギ娘www久しぶりに意見があったじゃねぇかwww
「ふぅむ……集団行動ができないというのなら、
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