何もかもうまくいくはずはないよねwww
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、一応電子辞書で見てみよう。
「―――――肉が腐って骨だけ―――――」
え〜と……なになに?
スペインかぜ……20世紀前半に世界中で大流行したパンデミック。感染者は六億人。死者は五千万人。当時の世界人口の約三割が感染した。
黒死病……ペストとも言われる。大流行した14世紀のヨーロッパでは、全人口の三割が命を落とした。
「…………」
怖ぇぇぇぇぇっ!なにこの病気!恐ろしすぎてちびりそうになったわ!
パンデミックってこんなにひどいの?
神様のクソッタレ!どうしてこんな世界に転生させたんだよ!
どうせならラブコメが原作の世界に行ってみたかったわ!
「―――――チームだ!チームを組むのだ!」
え……なんだって?
やべ……話全然聞いてなかったから、なんのことかさっぱりだわwww
っていうかなんで皆それぞれ武器を持って凛々しい顔してんの?
「さぁ、先生。往こう」
どこに行くんだ?毒島。
なんか字が物々しくて嫌なんだが……。
「あたしたちを守ってね」
俺を死の危険にさらしまくったくせによく言えるな、宮本。
お前槍術にかなり通じているんだから、全然大丈夫だろ?
「い、一応頼りにしているわよ」
ふと思ったんだけど高城。もしお前がブスだったら殺してたかもしれないわwww
三次のツンデレとか誰得だよって話だしなwww
「子供たちの安全を第一に考えないとですね〜」
こんなときでものんびりとした口調、素敵です鞠川先生。
発言内容も生徒のことを思っているなんて、まさに教師の鑑ですね。
でも今朝人を撥ねたのは……?
っていうかなんなの?何するか説明してほしいんだけど……。
「さぁ……往くぞ!」
そう言うと小室はガラリと扉を開けた。
……開けた?
「ちょっwwwなにしてんねんwww」
籠城しないのwww?それ先に言っててよwww俺まで武装してないんだけどwww
扉が開くと、フラフラしているゾンビがすっとこちらを見てくる。
勘弁してください。小室とか上げますんで。
こうして俺たちは、何かよくわからんけど外に脱出することとなった。
……先生に一つ相談はしてほしかったな。
◆
「あいつらは音にとても敏感よ。腕力もかなり強いから、掴まれたら死ぬと考えておいて」
「え、俺脱出できたけど」
「あんたとあたしたちを一緒にしないでよ」
……傷つきました。
ゾンビの情報を高城が説明してくれた。
まあ確かに腕力は凄まじかったな……あれは危ない。
……でも抱き着かれておぱーいの感触が味わえるんだったら、また掴まれても構わないwww
「きゃぁぁぁぁっ!!」
「うっひ
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