第三幕その三
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その怒りに満ちた声での言葉であった。
「そなた達は二人共死刑だ」
「えっ、それだけは」
「それだけはお止め下さい」
「黙っていろ」
必死に助命をする二人に後ろから彼等を抑えている兵士の一人が告げた。
「貴様等もただでは済まんぞ」
「ただで済まなくても」
「お嬢様達は」
「その二人はどうでもよい」
太守は彼等には何の興味も見せなかった。
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