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マジカル☆ウィッチルフェイちゃん! 
マジカル☆ウィッチルフェイちゃん堕天使と開講し、少年目覚める
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た。そして、彼女はその姿が一瞬で振れた。その直ぐ後に彼女が居た場所には光の槍が突き刺さって爆発した。

「ばか……ぐふっ!?」

次にドラマとかでよくある発砲音が聞こえて、そちらを見ると彼女が空に銃を向けた状態で立っていた。

「(すげぇ……)」

一瞬で遠くの場所まで移動し、銃を射ったのだ。撃たれた天使はそのまま燃え尽きてしまった。それにしても、天使が悪なのかな。あの子が悪者だなんて思えないし。

「おのれっ!!」

「リフクレクター」

多数の光の槍を全て集めて反射して敵を倒す。その姿は三角帽子も合わさって、正に魔女っ子ヒーロー。

「後はこれで終わりです」

「そんな弾丸など、見切れば対した事はないわ!」

「そうですか。でも、後方注意です」

次に別の銃から放たれた弾丸は一旦外れた後、もう一度飛来して殺したのだ。

「さて、続きを……っ!?」

行き成りこっちに振り向いたので、俺は慌てて隠れる。見つからないように念じながら、動物のように気配を徹底的に消す。

「いやぁああああああ、やめてぇええええええぇぇぇっ!!」

「止めてくださいっ、娘にはっ!!」

バレそうになると、上から悲鳴が聞こえて彼女の姿がまた振れた。次の瞬間には彼女の姿がどこにもなかった。そして、上の方に光り輝く無数の矢が降り注いだ光景を見られた。そして、身体なの中に急激に何かが入り込んでくる感触がした。

「このままここに居たらまずいよな……よし、一旦逃げよう」

俺はそのまま走り去った。そして、山へと到着した。

「かっこよかったな。俺にもあんなの無いかな……そうだな、例えば最強のドラゴンとか!」

そういえば、あんな技もあったよな。

「ドラゴン波ァァアアアアアアアっ!! な〜んて、出来たら苦労しないよな……っ!?」

叫びながら構えてやったら、急に背後で気配を感じて振り返った。そこには神官服を着て目を血走らせている男が居た。

「遠目から監視していたが任務は失敗。目撃者まで居ては私が困るのだ。悪いが死んでもらおうか」

「がはっ!?」

次の瞬間、身体を刀で斬られて俺は地面に倒れた。そして、直ぐに男は山に火を放って立ち去った。

「ごほっ!? ま、まさか……ここで、死ぬのかよ……いっ、嫌だ……」

最後に思い浮かべたのは変身した彼女の姿を思い浮かべる。すると声が聞こえて来た。

『目覚めて直ぐに死にかけか……生まれたばかりの私の宿主がこれでは困るな。生きたいか? 生きたいなら私がお前を生かしてやる。人間を止める事になるかもしれんが、どうする?』

「……し、死にたくない……い、生きていたい……」

『ならば契約は成立だ。自分のなりたい姿を思い浮かべよ』


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