第三幕その一
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りました、それでは」
「私達も」
「まずはレツィアを助け出そう」
左手を拳にして言い切ってみせた。
「何があっても」
「じゃあ後宮に行きましょう」
「レツィア様はそこにおられます」
「そうか、それなら」
「太守様は昨日から奥方様と共におられますので」
こうも言い加えるシェラスミンだった。
「レツィア様は離れた場所におられます」
「そうか、じゃあ尚更好都合だ」
「はい」
「このまま助け出して脱出するんだ」
強い声でまた誓うのだった。
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