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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
白澤
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を感じた。
一輝のせいで、痛みを感じた。
「なっさけねえ悲鳴だな。さて、黙ったところで説明を始めるか。」
白澤は一輝をにらむが、当の本人は何も気にせずに説明を始める。
「まず、あんたが死なない理由は、俺がオマエの魂が体から少しでも出るたんびにに押し戻してるから。」
「な、なんだと!?」
白澤が過剰に反応するが、後の説明に一輝は納得する。
「それは・・・魂の操作は神の領域だぞ!?封印程度ならともかく、自由に操るなど・・・!」
そう、これが白澤が驚いた理由であり、一輝はいまだに知らないが頭痛の原因でもある。
一輝の能力は神の領域にまで達することが出来る。
ゆえに、入り込み過ぎないようにストッパーとして頭痛をつけ、一輝に与えられた。
まあ、そこまでするくらいなら与えるな、という話なのだが、そこは気にしないほうがいいだろう。
「そして、痛みを感じたのも俺がその発生した痛みの信号を直接脳に送ってやったからだが・・・今のあんたにとって、それは些細なことかな? 」
一輝の言うとおり、白澤は一輝という存在におびえきっている。
もちろん、思いっきり神の領域に入り込んだ一輝には今すぐに意識を失ってもおかしくないレベルの頭痛が襲っているが一輝は無意識のうちにギフトを使い、これを防いでいる。
操るのは自分の意識。
これをただ保っているため、一輝は意識を失わない。
これを意識的に行うことが出来れば、このギフトをもつ全ての人が神の領域に入ることが出来るが、一輝は無意識のうちにやったため知らない。
頭痛は増えるため、記憶を無意識のうちに封じ、考察することも出来ない。
「さて・・・神の領域、ね。だったら霊獣程度殺しても何の問題もないよなあ?」
一輝はまず、白澤の下半身を切り刻む。粉になるまで、切り刻む。
途中で白澤の意識が飛んだが、もう一度攻撃をすることで強制的に起こす。
最後に、その粉を燃やして下半身は終わる。
「さて・・・次は上半身を切り刻むかな?それとも・・・別の方法にしようか?」
「た、たのむ・・・もう」
「やめてくれ?自分のつごうで、自分のためだけに俺の親を殺したやつが、そんなことを言えるのか、な!」
一輝はまず、腕を切り落とした。
「があ!!」
一輝は笑いながら、斬り続ける。
一太刀で粉まで刻むこともあれば、ゆっくりと、丁寧に斬ることもある。
鈍くなっている部分で痛みを与えることもある。
一輝の中には、ただ苦しめることしかなかった。
それいがいに、目的はなかった。
「たのむ・・・我が悪かったから、もう・・・」
「・・・はあ。予想以上につまらんな。弱いしプライドもない。もういいや。何か頭もいつも以上に痛いし。」
一輝は最後に倉庫の中から
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