第5章 契約
第72話 廃墟の聖堂
[後書き]
[8]前話 [9]本文 [2]次話
今回の話は異例中の異例です。
元々、無双モノと成る部分を含んでいる物語なのですが、私自身が俺様無双の物語はどうも苦手で……。
それでも、この物語は『神を殺す』物語。故に主人公やタバサにはかなりの能力を始めから持たして置かなければならなかった。それでなければ、最終的な結果を得る前に、能力的な部分にかなりの下駄を履かせる必要が出て来ますから。
それで、一般人。ゼロ魔原作のキャラから離れて、完全に独自のルートを進めば良いか、と思って居ました。
まして、登場している敵はクトゥルフの邪神を始めとする『神話級の化け物』。これで、十分に能力に関しては伝わって居るだろうと、考えて居たのですが……。
どうも、それだけでは主人公やタバサの能力が伝わり難かったらしい。
その部分を指摘されて、仕方がなく、普通の二次小説ならば十分俺様無双が出来るレベルの人物を登場させて、そいつ等ではどうしようもないレベルの登場人物たちなんだよ、と判り易く説明する回と成ったのです。
もっとも、このレベルの転生者では、ゼロ魔原作のジョゼフの『加速』を相手にした場合にでも瞬殺されるのですけどね。
ゼロ魔原作のガンダールヴの能力でもジョゼフの動きを見切る事が出来なかったので、人間から見て、そいつの動きが凄いと判る程度の能力しか発揮出来ない連中では、本来、ゼロ魔原作に近い世界では『俺様無双』は不可能だと思うのですが。
尚、この『蒼き夢の果てに』内の主人公の周りの人外に付いては、虚無の加速以上のスピードで戦闘を繰り広げている心算です。
大気すらも物理的圧力と成って居る超高速の世界での戦闘ですから、精霊の護りと言う特殊な防御能力を使用しているのです。
あれがなかったら、身体がすべて燃え尽きちゃいますから。
所詮、肉体は肉体。人間や普通の生命体を構成する物質と同じ物から出来上がって居ますから。主人公やタバサたちも。
ついでに、周囲に甚大な被害を与えて仕舞いますから。動いた際に発生する衝撃波でね。
それでは次回タイトルは『湖の住人』です。
……言って居る傍から危険な内容を予感させるタイトル。
[8]前話 [9]本文 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ