第二幕その七
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の為にも」
「そうだ、チェニスだ」
何につけてもその場所に行くことだった。
「この若者を連れて行こう」
「はい、見せてもらう為に」
こう二人で話をしながらヒュオンの身体を魔法で宙にあげた。そのうえで横たわる彼をそのまま浮かべ砂浜を後にするのだった。そうして今彼等もチェニスに向かった。
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