第114話 花の滅竜魔道士(ドラゴンスレイヤー)
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私は火炎石を見つめる。さっきのはいったい何だったの・・・?また、私のせいで、みんなや、関係ない人たちが傷つく事になったら・・・そう思うと恐怖と不安が頭の中を交差する。
ナ「心配すんなって。」
ハ「そうだよ。マスターも言ってたじゃん。いつかマヤにとって必要なものになるって。」
確かに、マスターとみんなを信じて持ってたけど・・・
フ「マヤらしくねぇな。そんな事でウジウジするなんてよ。まぁ、エドラスのマヤは毎日のようにウジウジしてたけどな。」
エドラスの私って、どんだけ弱虫なの?
ナ「まっ、何かあったらすぐに助けてやるから心配するなっての。」
フ「彼氏として守らないといけないからな。」
ハ「でぇきてるぅ〜。」
ナ「それ、毎度毎度言ってるよな・・・」
確かに。でも、少し自信が付いた。すると、
ル「ナツ〜!マヤ〜!」
ショ「ハッピー!フレイ〜!」
みんなが集まっていた。みんなも勝ったみたいだね。
ウェ「結構手強かったですよね。」
ユ「みんな実力はあるよね。」
ナデシコも強かったな〜。後、ナデシコには悪い事しちゃったし・・・すると、
ア「お疲れ様でした。」
屋敷の奥からアカネが優しそうな笑みを浮かべながら歩いてきた。
エ「今日はお招きありがとうございました。」
ア「お礼を言うのは私たちの方どす。娘たちも満足してくれたみたいで、本当にありがとうございます。」
私たちに頭を下げると、
ア「さて、そろそろ最終決戦を行いましょう。」
ア以外「えっ?」
最終決戦?
グ「おいおい、もう全員倒したはずだろ?」
グレイの言葉にアカネは口元に手を添えて微笑むと、
ア「あらあら。みなさんの目の前にいるではありませんか。最終決戦の相手が。」
私たちの目の前?目の前にはアカネしかいないけど・・・って、
ト「も、もしかして、最終決戦の相手って・・・」
みんな見開いた目でアカネを見る。
ア「はい。私が最終決戦の相手、アカネです。」
えぇぇぇぇぇっ!!!そんな話聞いてないよ〜!!
ナ「アカネはここのマスターだろ?んじゃ強いって事だよな?燃えてきたーーー!!」
マ「言う前から燃えてるじゃん。」
まさかこんな展開になるなんて思わなかったよ。
リョ「んで、アカネと戦うのは誰だ?」
ナ「絶対に俺だっ!!」
ア「いえ。最強チームのみなさま、全員で掛かって来て下さい。」
ル「私たち全員ッ!?」
ア、アカネ・・・?もうちょっと、考え直した方がいいと思うのは私だけ、かな・・・?私たち妖精の尻尾の魔道士はハッピーとシャルルを抜いても10人もいるんだよっ!?こんな大勢相手に、アカネ1
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