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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第140話】
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込む形で爆発する光の弾丸は爆ぜていく。
爆発による衝撃を突き進み――爆炎を潜り抜け、俺は福音に肉薄した。
「福音ッ!!」
「――――」
右手で縦に振るう天狼の一撃、それを超反応で左に避ける(ヒルトから見ると右に)福音に――。
「――ぉぉおおおっ!!」
「―――!?」
縦に振るった天狼の軌道を変え、避けた先に無理矢理刃を振るう――。
まるで腕の神経が切れるかの様な衝撃に襲われ、苦悶の表情を浮かべるがそのまま振り切ると、福音のシールドバリアーが触れた刃から崩壊するように弾け、切っ先が装甲に触れると激しく火花を散らせた。
「もらったぞ、福音!!」
そんな篠ノ之の声が聞こえ、意識をそちらに傾けると二刀流によるエネルギー弾丸とエネルギー光波、及び腕部装甲から発生したエネルギー刃が福音と俺に襲いかかってきた。
「――――」
「なっ!?」
福音は、その急加速を利用して一気に離脱――一瞬の驚きで反応が遅れた俺に、篠ノ之から放たれたエネルギー弾、光波、刃と次々直撃した。
「ぐぅっ……!!」
「……っ!福音の近くにいる貴様が悪いのだ!私は悪くない!!」
それだけを言い、また再度福音へと攻撃を行う篠ノ之。
……今の攻撃でかなり減らされたな…文句は今言っても仕方がない。
残りシールドエネルギーは450――今の攻撃で減らされたのは150。
――と、機械音声が頭の中に響く。
『プロペラント・タンクの燃料の燃焼終了。――空になったタンクは強制パージします』
それと共に、金属音が鳴ると空のプロペラント・タンクが海へと落ちていき、新たなプロペラント・タンクから推進剤を得る。
やっぱり、三人じゃ数が少なすぎる――。
旅館花月荘に居る織斑先生へとプライベート・チャネルによる通信を行う。
『どうした、有坂?何か問題が起きたのか?』
『いえ、このままだと長期戦になって此方がじり貧になります。その前に増援を派遣してくれませんか?』
『……すまないが、まだオルコット達のパッケージインストールは終わっていない』
『では自衛隊は?駐留してるアメリカ軍の戦闘機による支援をお願いします』
『無理だ。日本政府もアメリカ政府も首を縦に振らない。悪いがそのまま作戦を続行しろ』
『……了解…ッ』
プライベート・チャネルによる通信が切れると、俺は奥歯を噛み締めた。
――が、そうしていても意味が無いので戦っている二人の元へと向かう。
――だが、ハイパーセンサーに海上を航行する船をキャッチした。
――何でこんなところに船が……というか、今までハイパーセンサーに
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