暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜その者の行く末は…………〜
Chapter-3 Third Story~Originally , meeting of those who that you meet does not come ture~
number-23 The enraged and for myself is my
[2/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
き、頬を摺り寄せて甘えているなのはとフェイトを尻目に離れたところから一組の親子――――今は、その関係が上司と部下である――――が、見ていた。
母親であり、今乗っている次元航空船の艦長でもあるリンディ・ハラオウンと、その息子であり、管理局執務官でもあるクロノ・ハラオウン。
2人が話す内容はやはり三桜燐夜という人物のことだった。
「艦長、本当に大丈夫なのですか?」
「何のことかしら?」
クロノは、過去からやってきた燐夜のことを認めてはいなかった。勿論、今は闇の書の管理プログラムであるナハトヴァールを抱えてどこかに消えた燐夜のことは認めている。何せ、毎回転生するたびに甚大な被害を与えている闇の書の被害を最低限に抑え込めたのだから。
しかし、その功績を残す前の燐夜となるとどこか胡散臭さが残る。リンディが手も足も出なかったというが、それは手加減していたからではないのか、という疑問だって残っている。
そう、クロノが思考の海の沈んでいると不意にリンディがある話を切り出した。
「ねえ、クロノ。DSAAって知っている?」
「はっ……? DSAAですか? 確か……出場可能年齢が10歳から19歳までという公式魔法戦競技会ですか?」
「そう、当たり!」
DSAA……正式名称、Dimension Sports Activities Association
次元世界最強を決める最も大きな競技会。世間一般的には、インターミドルチャンピオンカップと呼ばれるもの。
その競技会の事をいきなり切り出したリンディ。ますますクロノには、疑問が募る。
「実はね燐夜君、10歳の時に初出場したの。それで、いきなり世界大会優勝。そして、今年も出ていて見事二連覇したわ」
「だから何だって言うんですか! それはこの時間の燐夜のことであって、過去からやってきた燐夜のことではない。だから、その評価は今は関係ない。僕が聞いているのは、あの燐夜は信頼に値するかということですっ!!」
クロノは予想していた答えとは違い、全く意味のない競技会のことなんかを話されて納得がいかずに思わず大声を出してしまい、向こうで幸せそうにしてしたなのはとフェイトを驚かしてしまう結果となってしまう。
リンディは、クロノの怒声など意にも返さず、驚かしてしまった二人に一言謝ると再びクロノに、今度は母親としての優しさが無くなり、完全な上下関係で接し始めた。
「クロノ執務官、最後まで人の話を聞きなさいって士官学校でなくとも、誰かから教わらなかったかしら? 少なくとも私は、母親としてしっかりと教えたはずだけども」
クロノはリンディの表情に押され声が出ないでいた。
確かにリンディは、父親が一連の闇の書事件の中で死んでしまい、その後
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ