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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
学年別トーナメント 炎覇龍の目覚め
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れだけ有能な軍人か理解出来ます。ですが、それでも二流。貴方の戦い方はスキルであっても、アートではありませんね』
「何を言っている!?」
『貴方の戦い方には柔軟さと優雅さ、美しさが無い!』
ジュラングは地面を蹴ってラウラとの距離を一気に縮める。ラウラはほんの一瞬で数十メートルの距離を縮めた相手の力を驚いていた。新型のGTロボの基本スペックがISを凌駕している良い証拠だろう。
『まずはそのISを貰い受けましょう!!』
ジュラングの腕はラウラに達しようとしたとき、その腕は一夏によって止められた。
「ラウラとシャルル、ここは俺がやる。お前らは下がってろ」
「何を言っている!」
「3人がかりなら!」
「邪魔なんだよ、お前らが居ると」
一夏の言葉は酷く冷たく鋭いものだった。ラウラとシャルルはその言葉に寒気を感じた。今目の前に居る一夏は怒っていた。それは理解できた。
「二度はいわんぞ」
「「わ、わかった・・・」」
二人はその言葉に従って下がった。そして一夏は更に力を加えていく。ジュラングはこれはまずいと感じ腕を振り切って距離を取ったが、次に目にしたのは一夏の全身から溢れ出すマグマをも凌駕する強大な炎だった。一夏の背後からまるで地面から這い上がってくるような龍が現れる、まるで生きている炎が集合体となって作られているかのようだった。ジュラングはその光景を見ると、全身から冷や汗を欠きながら悟った。
『ま、まさか・・・本気なのですか・・・?』
「あんなふざけた事を言った罰だ・・・。てめぇに俺の純潔はやれねぇな!!」
『これは・・・もう終わりですね・・・』
ジュラングは腕をダランと垂らして諦めたような感じだった。一夏は全身からあふれ出している炎を一転、掌へと集めていた。
「この炎はマグマをも凌駕する業火だ!!俺の心と魂が熱く滾る!貴様を燃やし尽くせと唸りを上げる!」
一夏の背中から炎が噴出し、それが推進力となってすさまじい速度でジュラングへと迫っていく。
「豪熱!!ブレイズアグニクラッシャァァァアアアアアアアア!!!」
一夏の掌がGTロボの装甲を燃やしながら融解させ、そのまま腹へと突き刺さりながら大きく持ち上げる。GTロボの装甲は解けながら地面へと垂れていく。
「バァァアアアン!アウトォォ!!!」
ロボの体内で拳を開くと、瞬時に熱がロボ全体へと広がっていき、ロボの全てを融かし、赤い光の粒子へと変えてしまった。全てを燃やし尽くす一夏の炎の奥義、豪熱。これを使用したと言う事は、炎覇龍は完全に目覚めたという事をさす。
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