マジカル☆ウィッチルフェイちゃん魔導書を使う
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
。魔力が足りません。一応、現在使える武装が、デモンベインより自動式拳銃クトゥグァ、回転式拳銃イタクァ、断鎖術式ティマイオス・クリティアス、バルザイの偃月刀。リベル・レギスよりン・カイの闇、天狼星の弓、黄金の剣が使用可能ですね。これが私の出した結論、神器がないなら作ればいいです。もちろん、フルスペックで使うと不味いので劣化コピーなのですけどね。
「さて、続きを……っ!?」
後ろに気配がして慌てて振り返ったのですが、何もありません。ですが、改めて探ろうとすると……。
「いやぁああああああ、やめてぇええええええぇぇぇっ!!」
「止めてくださいっ、娘にはっ!!」
上から悲鳴が聞こえたので、全力で断鎖術式ティマイオス・クリティアスを利用して瞬時に駆け上がります。それと同時に天狼星の弓を召喚して、魔力の矢をつがえます。そして、階段から駆け上がって、飛び出すと、そこには神主の服を着た人間さんと白い天使さんが、武器と光の槍で巫女服を着た女性と少女に襲いかかろうとしていました。ここは神社、つまり巫女服を着た人の家か神主さんの人の家。でも、この人達は私も問答無用で襲ってきた襲撃者。なら、敵の敵は味方ですよね。ましてや、小さな女の子とその母親を襲っているんですから、悪者認定です。
「対象、神主の服を着た人間さんと白い天使さん。えい」
つがえた矢を適当に放ちました。放たれた矢は適当に射たはずなのに、数百本の矢に分裂して、自動的にそれら一本一本が意志を持っているかのように全て対象を追尾して対象に何本も突き刺さって、人間を肉片に変換します。
「威力が高すぎですね、さすがマジカル☆ルフェイちゃん」
訂正。肉片すら残さずに消滅させました。お母様曰く、敵対者には容赦無く、確実に殲滅するのが戦闘の基本だと言っていましたので問題無いでしょう。
「ひぃいぃぃ、化け物っ!!」
逃げていく人達にも天狼星の弓から放たれた矢は狼のように獰猛に相手を追い詰め、駆逐していきました。対象指定しといて正解でした。しかし、1発数千万単位の魔力消費はそんなに撃てませんね。常に余力を残さないといけませんから。
さて、お二人共、ご無事ですか?
と声をかけるか、このまま逃げるという選択肢がありますが、どうしましょうか?
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ