彼との糸
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(何故だ?何故アイツはオレにあんな事しておいて普通でいられる?)
「しまった!」
敵に不意を付かれた
「木ノ葉旋風」
リーに間一髪助けられたようだ
「ネジ!大丈夫ですか?」
「済まない」
「まだ気を抜けませんよ」
肩をトンと叩かれた
「ああ…」
今は任務に集中しようと思った
いつものように柔拳で技を繰り出した
そしていつものように白眼で敵を見抜き点欠を突いた
でもやはり昨日の事がちらついてならない
任務は無事終わった
「ネジどうしたんです?」
「何がだ?」
「今日ぼーっとしていたので」
ふざけるな、お前が突然ああいう事するからだろ
声と表情には出さなかったが怒りがこみあがってきた
「ねぇこの後みんなでどっか行かない?」
テンテンが明るく切り出した
「悪いが今日は止めておく」
「ボクもやることがあるのですいません」
妙な胸騒ぎがした
解散した後里をふらついていたオレはリーにばったりあってしまった
するとにっこり笑ってオレの腕を引っ張った
「ちょ、ちょっと待て」
それでも引っ張り続ける
そして行ったこともない所につれてかれた
「…ここ何処だ?」
すると突然押し倒された
強引なキスも…
「何をする?まさか昨日の」
オレを黙らせるかのようにまたキスをした
「舐めてください」
抵抗しようと思ったが体が上手く動かない
「ネジ…ボクは君のことが好きみたいなんです」
「…」
頭を撫でられた
その手が下に降りて来た
ズボンに手をかけられ脱がされた
そして中に指を入れられた
思わず声を漏らす
「やめ、ろ」
「大丈夫です入れますよ」
心の奥底で快感を感じている自分に腹が立った
体の中に入ってくるのを感じる
「オレもお前が好きだ」
―否、愛している―
と言おうと思ったが言葉として出て来なかった
キスをした
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