暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter27「ホテル・アグスタ」
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頑張る事と無理をする事は違---
「だから!私のこのドレス、似合っとるか聞いとるんや!」
「…………」
ようやくはやてが自分に伝えようとしている事が理解できた。
でもまさか、このタイミングであのはやてが、そんな事を聞いてくるとは思ってもみなかった。
「えっと……そ、そうだな……似合ってるぞ?」
「……疑問系?」
「うっ……」
ここぞという時に、目を潤ませて自分を見るはやてに、これまで使った事のないほどに頭を使い、彼女に掛ける言葉を探す。
「そのドレス、凄く似合っているよ」
「………」
「あ、あと、いつもよりはやてが輝いて見えるなぁ、うんうん。多分、いつもと違う化粧に口紅とか使ってるからだよな!いや〜女の子ってちょっと身だしなみ整えただけで、別人になっちゃうんだな、あははは!」
打てる手は全て打った。
後は……出たとこ勝負だ。
「はぁ〜……まぁまぁやな。54点ってとこかな?」
「ぐあっ」
54点……それがはやてのルドガーへの評価だった。
虚しさのあまり両膝を付くルドガー。
そんなルドガーの手を取り、立ち上げさせるはやて。
「でも、まぁ嬉しかったよ。ありがとうな、ルドガー」
「まったく、お前は……」
とてもすぐ側で戦いが起こっているとは思わさない、甘い香り全開の会話に今戦っている前線メンバーに対して罪悪感を2人は覚えるが、それでも決してこの感覚は嫌いにはなれなかった。
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