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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter27「ホテル・アグスタ」
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戦力だ。そう易々と防衛ラインを割られる事もない。

「作戦通り、俺は万が一の保険で待機しておくさ」

ルドガーは今回戦いに出るつもりはない。防衛ラインを突破され、新人達がピンチになった場合は勿論出るが、そうならないなら、新人達の成長を確かめる意味でも、出来れば手は出したくはない。

「フェイトちゃん?」

フェイトの名を1人呟くはやて。目の前に彼女の姿がない事から、はやては今フェイトと念話で話しをしていると予想した。

「フェイトから念話か?」

「うん。なのはちゃんとフェイトちゃんが、主催者に外の状況を伝えたら、オークションの中止は困るから、時間を遅らせて様子を見るって」

「いっそ、中止にしてもらった方がこっちの手間が省けるんだがな」

「何言ってるんや。中止になったらなったで、オークション参加者に事情説明して、安全に避難させなかあかんくなる……一番楽なんは、この事件を迅速に解決する事やろ?」

「まぁ……そうだな」

もっともな事を言われ、納得するしかなかった。

「それより何か他に言う事あるんやないの?」

「え?」

少し目を離している間に、一部隊長の顔をしていたはずのはやての顔は、少し不機嫌な少女の顔になっていた。

「えっと……何か作戦にミスでもあったか?」

「アホ!」

「じゃあ……作戦変更でもするのか?」

「違うわ!」

「じゃあ……どうしたら胸が大きく---」

「ああん?」

「はいすみせん調子に乗り過ぎました」

この状況に関係する事を思いつきで言ってみたが、どれ一つ当たる事はなかった。
いったい何なのだと、はやてが自分に何に気付かせたいか考え続けるが、やはりわからない。

「はぁ……ルドガーは女心がわかっとらんなぁ……これだから彼女いない歴=年齢の男は」

「なっ!?てゆーかっ、お前だってそうだろ!なのはから聞いたぞ。お前に彼氏が出来た事なんて一度もない事をな!」

「くっ……!」

睨み合う2人。
はたから見たら、仲の良い夫婦が些細な事で夫婦喧嘩している図に見えなくもない。
今こうしてガジェットと戦っている前線メンバーの事を考えると、自分達の今やっている事は酷くアホらしく思えてしまい、咳払いをして睨み合いを止める。

「……合ってるかって」

「ん?」

背中を向け、話すはやてたが、その言葉は肝心なルドガーには、小さすぎて聞こえないようだ。

「あの、はやてさん。何て言ってるか聞こえま---」

「似合ってるかって聞いてるんや!」

「……はい?」

自分の耳が狂ったのかと思った。これまで自分の体に無理をさせてきた。

きっとそうだ。この任務が終わったら、シャマルに精密検査を依頼しよう。

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