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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter27「ホテル・アグスタ」
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の時のティアナは、それがいずれ、間違いを起こす事に繋がるとは予想も出来なかった……。


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静寂に包まれる森から、大柄のフードを被った男と紫髪の少女が六課が警備中のホテルを眺めている。

「あそこか……お前の探し物は、ここにはないのだろう?」

大柄な男性は、隣に並ぶ紫髪の少女へ問いかける。紫髪の少女は何かを伝えるように一言も言わず男を見上げる。

「何か気になるのか?」

「……うん」

そこへ、銀色の虫が紫髪の少女の方へ飛んでくる。虫は少女の前で、体を動かして何かを伝える。

「……ドクターのおもちゃが、近づいてきてるって」

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ホテルの屋上で周囲を警戒していたシャマルのデバイスに反応が感知される。

「クラールヴィントのセンサーに反応!?シャーリー!」

『はい!……来た来た、来ましたよ!』

『ガジェット・ドローン陸戦T型、機影30、35……』

『陸戦U型、2、3、4……』

応答するシャーリーに続き、アルトとルキノが状況を報告する。

「前みたいに不可視化した状態で進行してくるガジェットも考えられるから、作戦行動範囲のスキャニングも忘れずにね!」

『『『はい!』』』

これを機に、機動六課前線部隊はガジェットからホテル防衛の為、迎撃を開始する。

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時は同じく、オークションが行われるフロアで警備についていたルドガーとはやては、オペレーター陣のガジェット襲撃の報告を受け、来るモノが来たなと思いながらも、警戒を改め直す。

「フォワード達が迎撃に、動いてるみたいだな」

「シグナムとヴィータにザフィーラもや。今頃フォワードの前に出てガジェットを叩いてる頃やろうな」

そう言ってる側から、ホテルから見える森一ヶ所から爆発が起こる。

「……派手に、やってるな」

「あのくらい序の口や。ルドガーもそう言うワリには、派手な戦い方やと思うよ」

「そ、そうか?」

そう言われてみて自分の戦い方を改めて思い返してみる。確かに自分の戦い方は大胆なのだろう。
けどだったら、ミュゼやティポはどうなる?強敵が相手とはいえ、仲間に一声なく広範囲で高い威力を誇る、グラビティを落とすミュゼ。雑魚限定とはいえ、魔物や兵士崩れを吸い込んで食べるティポ(ルドガーは一度消化されそうになった)。
派手を通りこしてド派手な2人を知っているルドガーは、自分の戦い方を派手と認めなければならなかった。

「ところでルドガーは今回、迎撃にまわらなくていいん?」

「今の所は出る必要もないだろ」

あれだけの
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