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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第138話】
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……本当なら俺ら何かよりは皆が対応する方が確率高いんだが」
「……そんなことないよ、ヒルト?まだヒルトと出会って一月と少しだけど、ヒルトは凄く上達してるよ。現に……さっきの模擬戦だって、僕達に気を使わなければ勝てたよ?」
「そうだな。――私と初めて対峙した時と比べても、反応速度、周辺視野等が遥かに上がっている――自信をもっていいだろう」
そんな感じでシャル、ラウラが誉めてくるのに何だか気恥ずかしくなる。
――お世辞だとは思うが、言われて嫌な気分にならないのは……何でだろうな。
ただ、こうして皆が俺の周りに集まるのは凄く嬉しく思う。
絆――っていうのかな。
村雲の方を眺めると、既に帰って来ていたのか美冬と未来がプロペラント・タンクの増設を始めていた。
――不安な気持ちはあるが、やるだけやって……助けないと、暴走するISからパイロットを。
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