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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第137話】
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の開発が成功したのも大きいだろう。

――ともかく、ミサイル2341発はマスコミの捏造か、ISを支持する【権力者】辺りの圧力の加わった差し替え記事だろう。


その後の各国の対応の速さも異常だ――まるで最初から【日本を侵略】するつもりで配置されていたとしか思えないぐらいの巡洋艦やら空母――というか、空母が最低でも五隻沈められてるのもあり得ない。

空母自体が旗艦となり得るのに――トップがバカなのか、これも捏造か――【白騎士】が撃破、無力化した数はミサイル2341発(?)戦闘機207機――これに関しても疑問だが――巡洋艦七隻、空母五隻、監視衛星八基と――本当にやったなら、今頃地球は衝撃波で壊滅しててもおかしくない未曾有の大惨事、嘘なら数の水増しし過ぎ――だな。


「とまあ、こうして私のらぶりぃISはあっという間に広まっていったんだよね。女性優遇は、まあ、どうでもいいんだけどね、私はねー」


そんな感じで悪びれもなく話す篠ノ之博士、少なくともこのISを発表したから世界が混乱した――なら責任を取らないといけないのに当の本人はこんな感じ。



「でも隙あれば誘拐・暗殺っていう状況はなかなかにエキゾチックだったよ。ウフフ♪」


凄く楽しそうに話をする篠ノ之博士に、嫌悪感を抱きつつも話をそのまま黙って聞くことにする。


「しかし、それにしても〜ウフフフ。白騎士って誰だったんだろうねー?ね?ね、ちーちゃん?」

「知らん」


きっぱりと言った織斑先生だが、篠ノ之博士は――。


「うむん。私の予想ではバスト88センチの――」


そう言ってる途中、鈍い音が風花の間に響いた。

織斑先生の手に持っていた情報端末が、ごすっ…と篠ノ之博士の頭にめり込んで見えた。


「ひ、ひどい、ちーちゃん。束さんの脳は左右に割れたよ!?」


「そうか、よかったな。これからは左右で交代に考え事が出来るぞ」

「おお!そっかぁ!ちーちゃん、頭いい〜」


そう言ってじゃれつく篠ノ之博士を鬱陶しそうに引き離す織斑先生。


「あの事件では凄い活躍だったね、ちーちゃん!」

「そうだな。【白騎士が】、活躍したな」


そう白騎士部分を強調する織斑先生――。

まあ、この白騎士事件も実際この篠ノ之博士が裏で手を引いていたのだろう。

――理由は簡単、否定されたISを売り込むのに何かしらの【事件】を起こし、それをISで【解決】させれば良いのだから。

なら次は白騎士は誰か?

――当時から篠ノ之博士と仲の良かった初代ブリュンヒルデ――織斑千冬しか居ない……。

……まあ証拠がある訳じゃないから捕まえたとしても意味が無いだろう。

……しかし、その事件の後、コ
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