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【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
役者は踊る
第三三幕 「教務補助生」
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い。ならば精々小学校の学級委員を任された程度に考えれば・・・あれ、それはクラス代表の仕事だから私別に働くことなくね?あれ?じゃあ最初から大した負担にはならないんじゃね?
「鎮まらんか!お前たちが余計な私語をする度に貴重な授業時間が減っていくのが分からんか!・・・よし、では今から織斑と凰、対、山田先生と残間兄で2on2の模擬戦を始める!所定の位置につけ!」
一人あれこれ思案している佐藤さんをよそに、ようやく模擬戦が開始されることとなった。
・・・山田先生は放置されたりなんたりでいじけていたが。
「私、副担任なのに・・・みんな私の事なんで本当はどうでもいいんじゃないんですか?一人くらい私がISに乗ってることに驚いてくれたっていいじゃないですかぁ・・・」
「まーまー先生、これから模擬戦ですから、ね?いいところ見せてあげましょうよ」
「そうやって励ましてくれるのはジョウ君だけですよ・・・」
「いやぁ、年下連中を纏める苦労は経験した人にしか解りませんよね」
17歳に励まされる教師というのも如何なものか。いやしかし山田先生は多分20~23歳くらいの年だと思われるからそう年は離れていないのか。むしろ社会人でもないくせに分かった風な事を言っているジョウに疑問を持たない辺り、教師として限界を感じているのかもしれない。
そしてそんな様子を見た一夏は流石に哀れに思い、これからはもっと先生を敬おうと心に誓うのであった。
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