第三幕その二十二
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ポーグナーもまた頷く。そうしてその間にもベックメッサーはまだ紙を見続けている。ザックスはその彼に対して声をかけるのであった。
「ベックメッサーさん」
「あっ、はい」
ベックメッサーは彼の言葉に応えて顔をあげた。
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