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戦国異伝
第百三十六話 思わぬ助けその一
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れは絶対にですな」
 織田家が退く先だ、これは絶対に有り得なかった。 
 それでだ、敵が来るのはというのだ。
「前からだけよ」
「では後は、ですか」
「前から来る者達だけを退けるだけですな」
「そうだ、幾ら敵の数が多くともだ」
 それでもだというのだ。
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